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動的平衡 福岡伸一

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『新版 動的平衡2 生命は自由になれるのか』生物学者 福岡伸一
つづき

 生物を機械論的にメカニズムとみなす考え方を批判します。
 「機械を操作するように生命を操作する。そうした思考の方が、確かにもうかります。
遺伝子を組み替え効率のいい『部品』と入れ替えることで遺伝子組み換え食品ができる。産業に結びつきやすい考え方です。でもそれは、とても短期的な視点です。生命に介入した直後は、人間にとって都合がいい効果が生まれるかもしれない。でも、長期的にはそうした介入を凌駕(他のものを追い抜いてその上に立とうとする)しようとする動きが出てきます。例えば、抗生剤を使うと耐性菌が出てくる。長い目で見ると、効率優先の生命へのしっぺ返しがくると予想しています。局所的な幸福が全体の不幸につながる、そうした事例はたくさんあります」
 身近なテーマに意外な「発見」をもたらすのが福岡エッセーの持ち味です。『動的平衡』第一巻では、コラーゲン添加品の「幻想」を暴きました。
 「サメの軟骨成分を摂取したからといって、人間の軟骨にそのままなるわけではありません。そうした成分が体内で働いているのは確かです。でも、食べれば体内の不足部位を補えるかというと、それはない。髪を食べても毛ははえない(笑い)。こうした幻想に踊らされるのは15世紀の知的レベル。進歩していません。人間の不安につけこみ、医者や製薬会社がもうけのために、例えば、糖尿病と診断される血糖値の基準を下げて、対象者の数を増やす。現代はそういう社会になっています。

***

遺伝子組み換え 効率がいいのですね 今のところ
しかし 人間は もっと長期的なこと 地球のさきのことまで 考えなきゃいけないんですね。 
動的平衡 自然は ゆっくり 調和とかバランスを取りながら 揺れているのかも

けれども 人間が目先の損得で 自然に介入すると それは 今の人間のことだけを考える 勝手なことをしてしまうことになるんですね

コラーゲン入り けっこう美容液から 食べ物から この言葉はよく目にしますが
こうしたものは 人間の目的とする場所に たどりついているわけではなさそうですね。

風邪のときなど 熱が出ると抗生剤がついてきたりします
風邪の菌を殺す すでに 身体は菌をやっつけるために 熱を出している これが自然というものなんですね。 抗生剤に助けをさらに求めるとき リスクをしょってしまうことを頭に入れとかなきゃいけないんですね。はやく熱を下げたいと 不安でもって わたしは思いますが。小さな子供が 高い熱を出すと 親は あせって 不安になりますね

人間の身体 流れに任せよう そんなことができるふうになりたいな。
でもね 最近自分は 風邪薬をのむと ねむくて かえって しんどくなるんです
咳だって よくでますよ でも 子どもの頃にさかのぼって 自分はそういうところがあるなあ 今に始まったことじゃないわよ そう考えて さっさとねるんです
これがけっこう はやくなおるんだな。自分の体を信じるまではいってませんがね
夫が 針の先生に そんな話を聞いてきて そのことを夫は忘れて 風邪の引きはじめに
薬を飲んでいます。で 私は おぼえているんです
あっ 何の話?
私は自然の揺らぎの中でしなやかにやってるのかな のりぞー

あっ 私の写真のことを忘れてた
ムンクの絵 日曜美術館だったかな 外は ドングリの木の ベージュの葉っぱが
秋の終わり もう冬です ムンクの絵にはぴったりの季節かも
上に 私のこどもを描いたスケッチも かかってるんです しかしこのムンクの絵の前では かすむなあ 
まあそんなこんなで 姿勢をよくしなきゃ 右に傾いてるなあ
   
《 2018.12.04 Tue  _  読書の時間 》