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動的平衡 福岡伸一

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「新版 動的平衡2 生命は自由になれるのか』 生物学者 福岡伸一

つづき

 研究者のスタートは分子生物学でした。
 「細胞をするつぶしたり、ネズミを使った実験科学をしていました。やがてそれがいやになり、理論生物学へ移りました。使命とは何か、生命の本質は何かを大きな視点でみていこうと。その行き着いた先が、『動的平衡』というコンセプト(概念)です」
動的平衡とは何か。
 <絶え間なく動き、それでいて危ういバランスを保ちうるもの>と書いています。
 「私たちは、自分自身を絶えず壊しながら作り替えています。今日の私は昨日の私ではないし、1年もたつと物質レベルでは、ほぼ入れ替わってます。別人になっているけれど、私は私である。そうした絶え間のない流れのなかに生命があるのです。建築的な発想では、長持ちさせるには堅牢(けんろう)、頑丈に建てるでしょう。でも、1万年はもたない。だから生命は最初から堅牢さを目指すのではなく、自分の体をゆるゆるにつくりました。自分をあえて壊して作り替える。絶えず動きながら、バランスを取り返す。これを動的平衡と呼ぼうと提案しています」

***

少しずつ 打って行きますね
自分自身を絶えず壊しながら作り替えていく
1年もたつと物質レベルでは、ほぼ入れ替わっています
別人になっているけれど、私は私である
そうした絶え間のない流れになかに生命があるのです
だから生命は堅牢さを目指すのではなく、自分の体をゆるゆるにつくりました
自分をあえて壊して作り替える。絶えず動きながら、バランスを取り返す

動的平衡のことを 一行ずつ 読んでいきますと 理解はだいたいなんですけど
とても 興味深い言葉たちだと 思いませんか お客さん
科学と哲学はどこかで つながっていてほしいと はんぱな自分は思いますし
さらに 自分の生きている中で感じていたことと 似ているところがあると
思いたいなあ

で 上の写真は
自分の絵は かなりゆるいものですが なにかとあわせると そのゆるいところが
まわりととけあいます
ここは 窓辺の 陽当たりのいいところで それが(陽の光)が 「いまだ コラボレーションしょ)と呼びかけてくれるんです それはへたなとか そんなことは問題じゃない
シンプルすぎるなんてことは問題じゃない だから 陽の光と手を組み合っていける
おやっ いいこというなあ

《 2018.12.03 Mon  _  読書の時間 》