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3つの写真

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針金細工
はりがねで なんかをつくってみるのが流行った時期が
ありましたね
いま30代の お兄ちゃんたち そうじゃないですか
流行というのは 流行天才みたいな現象が おこりまして
あけてもくれても はりがねで そこになにかをくっつけてみたりして
むちゅうでしたね
で 去るんです それが
そこにうちすてられて それも光をどこか失ってね
で わたしは ご存知のように(誰も知らんて)
そういうものに ひかれて かきあつめて
アトリエの 住人になってもらうというわけなんです

紙ブローチ
ブローチは 個展をしましたから 年季がはいっているんです
流行天才てきなところを 私も何年か発揮したんです
この紙のブローチも スエードをプラスしたりして
どこか ふぁっしょなぶるにしようとしています
紙がブローチになる わたしのなかでは 発見のひとつなんです
わたしの ポリシーは(そんなええもんなんです)
雑誌の写真は
そこに それがあるというだけで すごいことなんです
ところが 一枚の紙として おろそかにする
ま それはいいんですけど すごいことを ちぎって
雑誌から取り出してみる 自分で何一つできそうなものでなく
そのことに気づいている事が わたしの 言いたい事なんです

舞台
背景と 立体 ま 芸術家ぶって言うとですけど
大きな布は どういうわけか ひろったり あったりと もう
どんなこころみも せっせとできるくらい ありまして
とにかくそういう運は ついてるんです
人より ものが集まって来るんです
ああ 父が作ったぶどうのついた花瓶も在りますね
きっと水を入れるともれるだろうな
墨で描いた 大きな背景に
いろんなものたちが 舞台に立ちます
写真のなかでは この切り取られた舞台が
在るのです
《 2018.08.30 Thu  _  ぷれいんぐルーム 》