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迷子になった日
ありあけふじ ここらへんでは（信州） この山をそうよんでいます
迷子になった時には この山を目ざして 自転車を走らせる（もう自転車は無理）
そうそう 大阪の交野市のこうのさん（山）が そういうことをしてくれたっけ
子供をおんぶして 宝探しに行って（ごみひろい）夕焼けにになってしまいました
そして そこがどこだかまったく見当がつかなくて
家には 小さい子も待っているというのに 道に迷って どないしょーと
そんなとき 大人になっても 泣きそうになります
いろいろ考えをめぐらせて あせってきました 夕焼けはすぐにおわるし その後は
夜が待っています
おんぶしている せなかの子が まだ赤ん坊言葉しか喋れないのに
「あっち あっち」というので 見上げると こうのさんが
見えて その山に向かって自転車を走らせたら 知ってる場所に
出てきたのです
やーっと声を上げながら 家に向かって こうのさんに向かって いきおいよく
走りました
１９９５年 母が亡くなった次のとしですね
わたしは なんか ぼーっとする事が多かったように思います
絵でも描こうとするのですが それが まるで他人の絵というか
私らしくないというのか
私らしいのは そんな絵でも 大事にこうしてのこしていることかな
光る街
高速道路から ひがくれて見えて来る所で こういうところがあるんです
ひかりの もざいく そんなふうな街
こういうときは タイトルを付けないとね
《 2018.08.20 Mon _ 写真 》