あちらに 帰る先祖たち 遠い所を ありがとうございました
今回も そんなみなさんに お願いするのを忘れたなあ
私の宝物を それぞれ 一包みずつ 重いでしょうけど
持って行ってもらえませんか ってね
話は似ていますが
孫たちは アトリエで 気に入ったものを 持って帰るべく
集めておりました
私のアトリエは 子どもたちをその気にさせる 場所なんでしょう
孫たちが帰ったあと ものは いろんな場所に 動いているのです
その気になったものの その気分だけでおしまいになったのか 箱のなか
大人だって 妖精だって 妖怪だってアトリエに来て ものを 動かしているの
かも知れません
水木しげるさんだって 来られたかもしれないなあ
あの人は 人の三倍は驚く人らしいですから 楽しませる事できたかなあ
妖怪風のお面は このアトリエにあったかなあ
今朝 そういえば妖怪のようなおばあさんも キュウリを持って来てくれました
そのキュウリは かっぱの妖怪が ひとかかえ 運んで行った なんちゃってね
いったい どこまで行くの この話
というわけで うちのご先祖さんは 私の宝のふくろを ぶらさげて
とんでいるようです
もう帰りましたか?やっぱり家が一番ですか わかりますわかりまーす
あっ それね 重いのにご苦労様でした そちらのNEKO美術館に センスよく
かざっておいてね
箱庭ふうで 遊んでもらっても いいかも
お父ちゃん とりあえず そこの館長さん役おねがいしますね
おねがいしますが多くて すみません おねがいしまーす