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お盆
にぎやかな孫たちも それぞれに帰って行き
わたしはぼーっと ソファーにねころんで 水木しげるの本などを
読んでいました
ふっと ドングリの木の所を見ますと
その葉と葉のあいだが いつもより きらきらしていて
「１５日かあ お盆だなあ」そう思いました
私は 眼に見えないけれど ふっと 感じたことを ちらっと
「母たちが来ているのかもしれない」と思います
お盆近くになると はえが 何匹か（この日本語あっていますか？）入って来て
うろちょろしていると 「これ母の後ろ姿に似てるわ」などと言って
はえたたきで ぱちんとやることを ひかえます
みんなはえなどが あまりいない生活なので おっかけます
だからわたしのこの言葉を 笑います
「はえとおばあちゃんと同じにしたら おばあちゃんかわいそうやわ」
そう言う子もいます
「外国で自分の所にじっととまって 離れなかって しばらくして 遠くに飛んで行ったんよ。あのはえはお父ちゃんやったと思う」
そんな話を 友達から聞いた事があります
しかし あとで考えてみたんですが はえというのは 案外 すっとよってきますよね
親しそうじゃありませんか？
美しい蝶が そのようなことだったら だれも 私のことを笑わないでしょうね
眼に見えないものを 感じるのは これは その人のせいだと思うのです
だから それが在るのか いるのかは その人の中にあるのでしょう
上の写真は そんなときにケイタイでとったものです
《 2018.08.16 Thu _ 日記（日々） 》