who am ?I

PAGE TOP

  • 06
  • 14

日々

スキャン3630.jpeg

1970年の 21歳の時の話です

ゴキブリらしきのをハエたたきで殺しちゃった
でも これがゴキブリだって確証は ないんだなあ
だから なんか わるいことをしたような
かわいい顔してるし、どうもコウロギに似てるけど、別になかない
それに羽もついてない
よーくみると ゴキブリからは ほどとういすがた かたち
触角もすーっと長かった

しかし やっちまった(これ2018年の表現)
やるまえまでは「こいつに逃げられたら困る」というので 私の目は
けっこう きっとしていて 狙いを定めていた
ところが かんたんに 一発で ひっくりかえってしまって
あしは スマート 筋肉質だが 一本ちぎれてる
わたしは 後悔を始める
水道に流してしまったし
スタンドにとまっている蛾が なんだか「なんてひどいことをするの!」
と なみだめで うったえている

***

いやあ このまえの「あり」(どうやら出産間際らしい)のことといい
むしは むしけらではないと思う時が 自分には出てきたようです
虫差別は歴然とあるようです たとえば はえ 蚊は やっちまうでしょう
これからも ただ一つの命であることにおいては 生きもの 植物 すべて
そうなんだと

で つばめがぺちゃくちゃなきながら とんでいます
こういう生きものは そんなことを 超越しているというのか
人間だけじゃない? わるいことをしては はんせいしたりして

この鳥は 困った時は 必死で戦い 長い飛行ののち 巣作りをして
たまごをうみ ひなになると むしをひなにはこび よるはねる
その時期が終わると また飛行して むこうでは 
同じことをしているのかなあ
自分たちが 蛇より小さいことに不満を持つことは ないんでしょうね
(蛇は つばめの巣をねらっています)

この鳥には やることに 迷いが入り込む余地など まったくないんじゃない
蛇も 同じ

 
《 2018.06.14 Thu  _  日記(日々) 》