ともだちが わかいころ こんなことをかいてよこしたことがあります
つくづく じぶんの愚かさをかみしめている このごろです
今になって思うけど こんなダメな女になるとは 思っていなかった
気が強くて いじわるで すましやで うぬぼれの強い バカな女
わたしは そのとき ほっとしたものです
彼女は そんなふうには とてもみえないこ だったからです
わたしは それぐらいなこと いつも 思っていたからです
ここは 自慢するようなところじゃないですよね
ということは どんな美人でも どんな明るい快活な子でも
その日というのがあって それはぐうぜん 嫌なことが
重なった日かも知れないし
生理の日だったのかもしれません
確かに云えることは 自分ひとりが 一番みじめで なさけないと
その日は 感じているということ
そのことは だれのなかにも 種かなんかのように あるということ
彼女は 亡くなってしまいましたが そのころには
しあわせ しあわせと いっていました
あっ わらってる