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ヂョン王

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どん底キング『ジョン王』の失敗に学ぶ大不況時代を楽天的に生きぬく知恵。

こんなことが 雑誌に載っていて これは中野春夫さんが書いておられて
ー貧乏神・ジョン王がもたらした絶体絶命、どん底の時代とは。ー
ー最低時代のプラス思考ー
解説
舞台は13世紀初めのイングランドとフランス。ジョンは末っ子でありながら、兄の長男アーサーをさしおいて英仏にまたがる巨大な王国を継承してしまった。跡目騒動が起こるべくして起こり、これを機に財政問題、外交問題、宗教問題、国内貴族の反乱とつぎ方次へと恐るべき難問がふりかかる。そこへ颯爽と登場するのがジョン・ブル魂のご先祖「私生児」ことフォークンブリッジ。現在の日本の政治・経済とダブって見えてしまうため、涙なしには読めない歴史劇。1596年頃の作品。世界史でも「失地王」として記憶されるジョン王、英雄色に乏しいためか、残念ながら上演の機会も少ない。ピーター・オツウール主演の映画『冬のライオン』(1968)や一連の『ロビン・フッド』ものでは脇役として登場する。

シェイクスピア劇 だってことを 云うの忘れてましたね。

これは なんて雑誌の切り抜きなんでしょう。この私が覚えているわけはないのですが
さて 前にもご紹介したことのある坪内逍遥のシェイクスピア劇の本に『ジョン王』が
あるかもしれないというので 探してみる私でした。
もう この雑誌で 充分な私なのですが 以前に雑誌から切り取って ファイルにしまっていたものが このまえいただいた昭和8年発行の本と つながるかもしれない。どきどきしますよねえ。 この「探す」という行為が 私の主な目的なのです。 ま そんな力を入れて 自慢するようなことではないですが。
私の 本の置き場所は 並べたり つんだりして さてシェイクスピア劇の本はどこかな。5冊ぐらいいっしょにあるはずなんだけど。あ あった 小さな袋に入ってましたよ。私の手縫いのちいさなふくろ。ここには3冊のシェイクスピア劇の本が 『ウインザーの陽気な女房』と『シムベリン』そして『ヂョン王』ちに点々のカタカナですが 昔はこう書いていたんですね。 
「あったー!」もうここで 私は完結してしまって。
 
どん底を楽天的に生き抜くヒントが この本にはのってるらしいんですけど。
うえの絵はこの本の挿絵です(初めに出てきます)

イギリスという国は 『ヘンリ8世』のときもそうでしたけど 王に 女王に だれがなるか ときには そのために 殺される人が出てきたり 日本だって そんなことありますよね。 大変な時代だったんですね。 清廉潔白な王が 国をうまく動かすとはかぎらない 運命だとか まわりだとか ほかの国だとか 『ジョン王』の場合は ぎりぎりフランスに勝つんでしたね。
それにしても シェイクスピアは 書くことが次々に出てきたんでしょうね こういう時代だからよけいに。

つまり 私は 坪内逍遥訳のシェイクスピアを読まずに ここまですすめて
いいの?
《 2018.04.28 Sat  _  1ぺーじ 》