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父のこと

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「父のこと」 NEKO美術館発

父の名前は 一夫
もうひとつは 米哲

父に聞いたことはなかったんですが 米哲という名前には
父の思いがあったんでしょうね
母は父より19年長く生きたんですが そのことを
聞いてみることはなかったですね

父が生きてた頃 こういうことをしてた頃
パソコンはありません ガリ版刷りは 学校の先生をしてましたから
お手のもので 出張で行った先のことを まとめてましたね
さしえなど入れて これを ほかの先生方に配ったりしてたんでしょうね

父の字は 個性的でした 絵も
私は 父のやっていることに ほとんど無関心でした
父も 「読んでみろ」なんてことは なかったですね
だいたい 父と語り合うというより 反発していましたから

私が あかちゃんのときは だっこして ほおずりしていただろう お父さん
娘が大きくなると 怒ったり なだめたり
結婚の心配をしたり

自分が今 おなじようなことをしているのは その バランスを取っているのかもしれません
私の計算がまちがってなかったとしたら 父が70歳のとき やっと私は結婚したんですね。 父の死の一年前です。70? 自分は68で、はーはーいってるのに。

みなさんはどうですか

物をとおして いろんなことを思いますね






《 2018.03.02 Fri  _  思い出 》