NEKO美術館 成瀬憲子

「いろいろ」　NEKO美術館発

つづいてきたことが　書いてみることだったわけです。

いろいろ　そのつど　書いてきましたけど　何でも包み隠さず　書いてきたわけではありません。日記とか　そういうものは　心の隅々まで見せるものだと　思われるかもしれませんが　自分は　そうではありません。告白めいたものも　少ないかもしれません。

当たり障りのないというわけでも　ありません　そう思いたいですが。

そう書いていて　そうだ　当たり障りのあることを書いたから　痛い目にあったんや

とも思います。

こうして言葉を　おいてみて　それをまた引っ張り出してみて　ガムをかむようにくちゃくちゃやったり　そのころの自分をチェックしたり。

それに　同じようなことでも　今とは　書き方がちがっていたりね。

そのときの　思いですし　今なら　もっと　ぬけめないかもしれませんよ。

でも　それがいいとは　思いません。すきあり　かいまみえる文　それが魅力かもしれませんしね。くちゃくちゃ。　

俳優の大杉蓮さん　心不全で亡くなりましたね。お腹が痛いといって　タクシーで

病院まで行って　ご自分でも　そこで死んでしまうなんて　思ってなかったんでしょうね。なんだかなあ....