who am ?I

PAGE TOP

  • 12
  • 23

ガーシュインの秘密

「ガーシュインたちの秘密」つづき

きのうは「ごはんまだ?」という家のものの声で ここを書かなきゃ
というのを のがしてしまいました。

「それじゃ、ジョージ・ガーシュインとコール・ポーターの共通点とは一体なにか、
ということになる。
 我が筆のすすみでゆけば、その共通点はホモ・セクシャルということになるが、それはともかく、二人ともかなり徹底したヨーロッパ、特に当時の中心地パリ指向だったという点だ。
 スコット・フィツジェラルド、ヘンリー・ミラー、そして未だ無名ながらへミングウェーといったアメリカの作家たちがパリを目指した時、ガートルード・スタインというアメリカの女傑文学コーディネーターが彼らのことを呼んで「ロースト・ジェネレーション」失われた時代と言ったことは知られている。
 実はこのスタイン女史が実は、ヴィーレスビアンだったというオマケつきなんだが
それはこの際いいとしましょう。
 何故あの時期、つまり1920年代にアメリカの秀れたクリエーター達がパリを目指したのかということなのだ。
 その最大の理由は彼らの知的好奇心と豊かな感性が文化の都パリに彼等をむけさしたということはよく解る。」

「おまえはいつまで パリパリと言ってるんや」
となるんですが まあここのところは そういうやつだと思っていただいて。
青春時代に目にした画集からはじまって ずっと こうなんです。
で 本で知っている人たちがでてくると 「知ってる知ってる」と無邪気に喜ぶのですよ。

「何故かあの時期」ですよね。

「ガーシュイン知ってる?」夫セイに聞いてみますと
「知ってらあ」と言いました。「アガサ・クリスティの何とか殺人事件は?ええっと熱海殺人事件じゃないし ええっとええっと」「パリのアメリカ人の中で流れていたラブ・イズ・ヒアー・ツゥ・ステイ タブレットでお願い」というと さがしてくれました。

ふーん ジャズだ
それだけいって 聞いていました。
さて 本をひらいて 熱海殺人事件は 地中海殺人事件だと。

こんな本の読み方 ふっ 
《 2017.12.23 Sat  _  1ぺーじ 》