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映画のはなしですけど

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フェリーニ監督の「甘い生活」とウイリアムウィラー監督の「ローマの休日」

「ローマは一日にしてならず」という言葉がありましたよね。
私はテレビで映画の話を聴いても 「なんていい話だろう」と思っても
一日にして 忘れてしまいます。(これ ひっかけてるつもりなんだけど)

フェデリコ・フェリーニ監督はイタリアの金持ちの頽廃ぶりを描いています。1960年の映画だそうです。私は11歳ぐらい。映画雑誌の立ち読みで マストロヤンニはイヤというほど見ましたよ。それが もうレトロな映画ですと?
私は この白黒映画の中の 「ファッション」が奇抜でおもしろいので そこのところを
とろうとしたのですが なにせガラケイなので (どうだというのだ?)

もうひとつは 今回テレビで見た ウイリアム・ワイラー監督の「ローマの休日」のオードリーヘップバーンのうらばなし。1953年の映画です。彼女のメイク 衣装係の夫婦の話を その息子が話します。オードリー・ヘップバーンのことをもう ほめちぎっていますね。
彼女は「ローマの休日」がはじめての映画だそうです。この映画はイタリアで3カ月かけてとられた映画だそうですが 監督はこの主役を ハリウッドとはかかわりのない 人を 選びたかったそうですね。本当に魅力的な女性を見つけたものです。
その メイクが とても よかったのは こういうプロがいたからでもあるんですね。
ここが 私の関心です。みんなこの映画のオードリーが本当にきれいだと言いましたが
私は ソフィアローレンが好きでした。だから イラストを描く時も ソフィアローレンの感じを出そうとしていました。で 今回 もう一度 オードリーを見て 「わーきれいやん」と はじめて思いました。目も眉毛も。女優さんは 元々きれいな人たちではありますが プロのメイクさんが 衣装もメイクも うまいんですね。

この映画の脚本はダルトン・トランボという人。ハリウッドで「あかがり」といって 共産主義者を映画界から 追放した時代がありました。ハリウッドの監督であったウイリアムワイラーは それならばハリウッドを離れて外国で映画を撮ろうというので あかがりに反発したた俳優や ダルトントランボのように名前を変えて「ローマの休日」の脚本を書いたような人たちをひきつれて ローマに行ったそうです。

この脚本家は 後に「ジョニーは戦場に行った」の脚本を書いたそうです。
友達の和子と行った 唯一の映画です。だからよく覚えているんです。


《 2017.11.15 Wed  _  わたしでいいですか? 》