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カルコ?

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2ページからはじまる NEKO美術館発

この続きは こうなんです

ユトリロ 「漆喰のひとかけらをもってゆくだろうね」
カルコ 「それはまたどうして?」
ユトリロ 「うん、子どもの頃、漆喰のかけらを集めて遊んだんだ」
カルコ 「で、それだけかい?」
ユトリロ 「もちろんさ、この漆喰のかけらにさわったり、眺めたりすると、いろいろな思い出が浮かぶんだ」
モジリアーニ 「ユトリロがなぜ陰気なモチーフばかり描くかって?彼は自分が見ているものを描いているのだ。...
我々は醜い環境の中に住んでいる。...
ルネッサンスの画家たちは宮殿に住み、ビロードの衣にくるまっていた。ユトリロは汚れた世界に住んでいる。だから彼は汚れた世界を描くんだ」

***

このユトリロのことをどの本から 書き写したんだろう。
おもしろい対談だね。
こういう対談は いいとかわるいとかよりも 好きですね。
ユトリロは漆喰が好きだから といい なぜ好きなのかを言っている。
カルコは「それだけ?」と不思議そうだ。
モジリアーニは宮殿でいい衣につつまれた ルネッサンスの絵は あんなに(よごれていないんだ)といいたそうだ。
で モジリアーニは恵まれてないとそのとき思ってた事がわかる。ユトリロの事はあわれんでさえいる。 今ではユトリロもモジリアーニもカルコ(どんな人だったっけ?)も評価されている。 だけどみんなその時の気分がよく出てると思う。
みんなはどう思う?
《 2017.08.30 Wed  _  1ぺーじ 》