NEKO美術館 成瀬憲子

河合隼雄　先生　　NEKO美術館発

「こんにちわ　かわいはやおでございます」

たしかこんなことばから　河合さんは　話しはじめるので

モノマネの好きな子どもなら　すぐにまねていることでしょう

この方は　２００７年に亡くなっています

先に生まれた人を　先生と呼ぶとしたら　なんかぴったりの

我等の先生だと

自分は　河合先生の入れ歯にまず注目していました

それはわたしもやがて　入れ歯をする時が来ると思うからです

「入れ歯はねえ　話していても　ぽーんととびだしてしまうことがあるのよ」

歯医者さんで　隣で治療中の患者さんに　先生が言っていました

このことばが　河合先生の口元を見ると　出てくるから　ええっと

関係ないですね

河合先生は１９２８年うまれですね　昭和３年

そして２００７年になくなっています　７９歳ですか

ところで　わたしは　この方が　どういうことをして　どういう言葉を残して下さったのか　もう一回　知りたいと思います

いまの私は　知りたいです

いっぺんには　できないので　少しずつです

今ここにある本は「考える人」２００８年冬号　新潮社です

つづくやろか

＊

さて　ルーシー・ノリコです

いっとき　なりをひそめてた（これあってます？）ごみひろいやフリマ　

たまに　行ったりします

で　しばらく　こういうことに離れていますと　そういうものにたいする接し方が

かわるんですね

このまえもいいましたように　２カ月の孫相手に　おもちゃで　一人舞台を

するんです

この見物人は「あー」とか「うー」とか　なによりも手足をバタバタさせて

けっこう　いい感じなんです

おもちゃのとりあいも　まだないですしね

ルーシーはスヌーピーのなかにでてくる　お転婆な女の子ですが　おしゃべりでも

あります

彼女は孫のごきげんもとりますが　たいがいはまわりがルーシーのこと　ごきげんをとります

ぺんぎんだって　ほらね

ええ　ええ　これはおとなのあそびですよ

こどもに　こんなあほらしいあそび　できるかしら？