あごのはなし NEKO美術館発
ときに 人の顔を見ていて
「この人は なんで いい声で 歌がうまいんやろ」
そう思うことがあります
「ひとり 童謡を 無理せず 歌う」
こんなこともそのついでに考えたこともあります
学校でも みんなで 同じように声出して 歌うでしょ
うまくでないもんは おもしろくないです
ところが 無理せずに 自分の出る声で歌うと
最初のうちは 咳が出ました
すでに おしゃべりなどで のどがやられていたからです
で しだいに なれてきて とても楽に歌えるようになったんです
この成果を孫の子守唄に 生かそうと思いまして
やってみますと たまに すやすやとねむるときがあるんです
しめしめと
しかし なくのがますます はげしくなりますと
こっちも ぱにっくになって むりして 歌い上げようとしたりして
やっぱり 無理はいけませんや
この作品はね 調子良く声の出る人の図
向かって左側の紙粘土は 波
文字はこう書いてあります
歌のうまい人はね
あごが1メートル右に入ってから
首になってるの
わたしは...