こどもはこう見ていた 1994 NEKO美術館発
金太郎とそのなかまたち
金太郎は熊にまたがって おのをもって そのいでたちは そのとおりですね。
金太郎はとても強そうです。
私は 20代のときに こどもが熊に抱かれて 眠っている絵を描いたことがあります。
それは 全紙いっぱいの大きな熊をかきました。
それは いつかかきたいと思っていたので 自分としては力が入っていたかな。
その後 この絵は精神分析したら どういうふうになるのかな そんなことも思ったものです。
この小学4年生の金太郎って みんなこどもの動物に見えませんか?
そしてみんな笑ってる。
そこで「そうか金太郎はこども向けのお話だったね」と大人のわたしは 思うのです。
それも ちょっと変かな。