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こちゃばねせせり

「はるじおんに来る虫」 さんぽずかん はる ひかりのくに 2003

この図鑑は10x15のちいさな本です。
ひかりのくにという出版社から出ています。
わたしは 大阪のマサゴ画廊という所で 年に一回 天神祭の暑いときに
ここで個展をさせてもらいました。そこにこのひかりのくにの人がまいど
見に来て下さいました。
で「はるじおんに来る虫」がこの図鑑の8ページに出ているのですが
さてどう結びつけたらいいのかなぁ この話。
まずこういきますか。みなさんはおそらく この花があまりにも 土手や
そこいらへんに あるので そうそうめだまやきのような 花ですよ そして
きっとこの植物を家に持ってかえって 花瓶にさそうとか ひっこぬいて 植木鉢に
植えてみようとは 思わないでしょうね。ちがいますか?
夫セイがここで出てくるのですが いろんなことに 少なくともわたしより優秀な
人だとわたしは思いますが 
「ねえ あれは なんという花?」
と私に聞いたのです。
「よくある雑草で そうね 名前はあるのかなぁ 知らない」
私は 答えました。「花のみつをすいに この花にもくるのかなぁ」そんなことも思いました。
で ここからです。このひかりのくに のさんぽずかんを あけてみますと
その8ぺーじに この花のことがのっているのです。
9ぺーじには れんげそうに来る虫 がのっています。

はるじおんに かんしては こういうことが書いてあります。
「しろくて すこし せのたかい はるじおんは よく めだつ はなです。
ひとつの くきに たくさん はなが さき、 むしたちも たくさん きます。」

れんげそうに かんしては こういうふうです。
「はる、はたけが あかい れんげで はなざかりです。 たくさんの みつが 
あるので、ちょうや はちの なかまが たくさん やって きます。」

では るじおんに くる むしのなまえは
はなあぶ こちゃばねせせり ひめうらなみじゃのめ こあおはなむぐり くろはなむぐり

れんげそうに くる むしのなまえは
くまばち とらふしじみ もんきちょう べにしじみ きあげは

そうなんや 「はるじおん」という名前がついてたんやね
こんどから 知らん花 なんてことはいわずに 「はるじおん」
そういうね
それにしても むしにもええとこのむしと なんとはなしに じみな むしがいて
それなりに 花を選んでるのかなぁ?

でも 自分のまんがに登場してもらうとしたら「こちゃばねせせり」 これやなぁ
ひめうらなみじゃのめ くろはなむぐり こあおはなむぐり これらもいいなぁ。 
ね! でも虫取り網もって おっかけたくなるのは れんげばたけとそのむしたち。

こちゃばねせせり(ごきげんよー)
ひかりのくにのみなさま マサゴ画廊のお母さん(こうよばせてもらっていました)
あの頃は お世話になりました。 ありがとうございます。

《 2017.05.30 Tue  _  1ぺーじ 》