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この絵
ぼく １９９５ NEKO美術館発
これは たぶん ねこをかうまえの絵じゃないでしょうか
だって ねこは２匹かいましたからね
それに１９９５年のうちにね
それでねねこの名前は むらかみとはるき
どっかで聞いた名前ですが でも字は違いますよ
村神と春来
春に来たんですから
ねこは 絵の中に よく描きました
どうしてかっていうと どうしてかな
１９９５年は 夫側のお父さんとわたしの母を思い出してしまう年なんです
そのころ この２人は相次いでなくなりました
８人家族が ６人になったわけです
兵庫県で大地震が起きてしまったのは この年です
でも 個展をしました
震災前から 約束をしていたからです
神戸は戦災で焼け出されるまで 父母 祖父祖母 ３人の小さな子どもたちが
住んでいた所です
母だけそこに残っていて 神戸大空襲にあったのです
みんな父の実家にもどり それからはそこで暮らし それぞれ子供らだけが関西や東京の
学校にいきました
ね 長くなるでしょう
なんのはなしでしたっけ？
そうそう その個展の帰りに ２匹の兄妹ねこをもらってきたのですよ
で この絵はそのこととは関係ないということがわかります
でも 末の息子は２匹の猫をとてもかわいがりました
《 2017.04.02 Sun _ え 》