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2015年

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だいぶまえに行ってみますと NEKO美術館発

今2017年ですが 2015年の4月6日にさかのぼる話が ホームページを読んで下さった方からいただきました。

本「中島敦展」についてのお話でした。
「没後50年 中島敦展 一閃の光芒」と題して 神奈川県近代文学館が主催し 中島敦の会が後援しています。会期は2015年よりさらにさかのぼること1992年です。

さて2015年この頃の私のホームページは どんなだったのでしょう? のぞいてみますね。
 
いまは80すぎになられている「みをぎさん」がおたよりをくださっています。そのころ私はたどたどしくも(いまもそうやん)ぺたぺたパソコンを打っていましたが この「みをぎさんは ぱたぱたと私の知能線ぎりぎりの知的な話を(?)してくださったのでした。この「中島敦展」の本を送って下さった方でもあります。

私は それらの貴重な話を 全く覚えていなかったわけですが もう一度読ませていただくと 感心してしまうのです。で みなさまにもう一度読んでいただこうかと。


憲子さま
 80冊ほどあった、クリスティの文庫本、引っ越しにあたって全部捨てました。日本で出版されたものは全部(戯曲も含めて)読んだと思います。昔の文庫本は文字が小さいので、捨てざるを得ませんでした。
 それで一番好きなのは『終わりなき夜に生まれつく』です。マイナーでしょう?
 もうクリスティまでは、戻れない?と思っていました。アメリカのハードボイルド、警察小説、リーガルサスペンス、と行って、パトリシア・コーンウエルのケイ・スカーペッタシリーズがおもしろくなって、日本の日本の作家がだんだん面白くなってきました。
ケイ・スカーペッタシリーズがおもしろくなくなったのは、コーンウエルが19世紀イギリスの『切り裂きジャック』が、同時代のある画家と同一人物と、信じて、DNA鑑定にはまったというところからでした。
 読み返すにしても、先日、松本清張の『黒い福音』を読みましたが、すごくしっかりと、密度が高くて疲れました!この事件は、昭和34年ですので、憲子さんは覚えていないかも?ですね。
 クリスティなら、そんなに頑張らなくても、再読できるかもです。つまりは年寄りの楽しみになるかも?ですね。

 山口淑子・李香蘭ですね。『暁の脱走』はリアルタイムで観ましたよ。
この映画は池部良との共演でした。監督は谷口千吉、脚本がなんと、黒澤明です。その時の助監督が、後に人形アニメで "世界の川本"と言われる、川本喜八郎さんでした。この原作は、田村泰次郎ですよ。

 憲子さんのファンだった、洲之家徹さんの "現代画廊"のもとの持ち主です。
 大体、田村・洲之内さんが、知り合ったのは、中国かも?田村さんは、軍人?だったか。
『肉体の門』という作品で、戦後、ベストセラーになった田村泰次郎が、昔の電通通りに開いた画廊です。抽象画を売ろうとしたみたいですが、あまり成功せず、番頭の洲之内さんが、経営を引き継いだみたいです。でも電通通りは、多分家賃が高いのでした。それで、銀座通りの裏の目立たないところを借りたのです。
エレベーターが、扉を手で開ける古い建物です。梅原龍三郎先生が、せっかく、来てくれたのに、エレベーターが途中で止まった?のか、扉が開かなかった?のか、困ったということでしたが、詳しい話は忘れました。とにかく、怖いので、あまり乗りませんでしたよ。

 長野県飯田市に川本喜八郎人形美術館があります。観てくださいね。三国志の諸葛孔明の人形など、展示してあるようです。と、いうのは、私は、もう、体力的に行けない距離なんです。
 川本さんは、大の甘党でした。大きなとらやの羊羹や、足利市の古印最中など、展覧会場の裏の方で、ご馳走になりました。
 またね。
                みをぎ



「かもです」この語り口が みをぎさんですね。
山口淑子さんが亡くなった頃のはなしですかね?
つぎつぎに 生き字引のように 貴重な話が出てきますね。
相手が私でもったいないくらいです。

ぴーさんや露覇主さんもたびたび出て下さいました。
ぴーさんはこはのちゃんがうまれるまえの話ですか。 そしてはじめてお母さんになる話に移って行くんですね。
露覇主さんは歌手の高田渡さんの歌に出てくる「イノダ」のコーヒーの話などをしてくださいました。
ぴーさんは高田渡の歌を夫婦で気に入って下さって。そんな頃ですよ。

NEKO美術館N0272 かいわいは このみなさんが 知的好奇心を刺激してくれますよ。

この「わたしは映画です」はわたしがやっていることを写真やお話で紹介するーなんて
場面のようです。(すっかり忘れていますが)
そうだ、八ミリビデオでも撮っていましたね。あれから何年経ったんでしょう? そのビデオはこわれ いつこわれていたのか気づかないまま 最近「なんじゃこれは!」と。

だれかが このようにして「ぽん」と数年前につれてってくださって それがとても昔のことのようで 不思議です。「わたしは映画です。ぽんとボタンを押すと 遠い不思議な所へこのわたしが 行きます」

《 2017.02.06 Mon  _  わたしでいいですか 》