NEKO美術館 成瀬憲子

無名なるイギリス人の日記より

ホーム・スイート・ホーム

シティで仕事を終えたあとは

まっすぐ家に帰りたい。

ちっとも家にいないなんて、

そうなっては家もへちまもあるまい。

ホーム・スイート・ホーム

これこそわが座右の銘である。

＊

そうそうかっぱの「くう」というのが出てくる映画をおととい見ました。

途中から見たので　なかなか思い出せません。

親切な人間の家族に救われていっしょに住んでるんですが　くうはお守りのようにお父さんのうでを持ち歩いているんです。

私がテレビ映画館の前で目をさました頃には　くうは犬に（そのうちの）おぶさって　全速力でにげているふうです。犬って　まっすぐというか　そいで　その家族の所に

帰り着いて　息切れて　死んでしまうんです。なぜにげてるのか　それはわかりません。

でも死んでしまうなんてあんまりじゃない？

で　それからくうは　ヤンバルの森に帰りたいって言うんです。送り先はやんばるの

精霊というか赤鬼というか　が　おっさんにばけて住んでいる所。宅急便の箱の

なかに　かくれてね　送りに行くとき男の子は心配げでしたよ。そりゃあそうですよね。

男の子は最後にと送りに行く前に女の子のところにくうを連れて行ってますね。その女の子は両親が離婚して　お父さんと別れて　お母さんと引っ越しをする前。

男の子はこの女の子が気になる子なんでしょうね。

さて　くうは　やんばるに着きました。あかおには　しーさーかな？　その沖縄弁が　

よかったなぁ

なに！この映画の話は　さっぱりわからん？　「でしょうね」　地図を読めない映画を説明できない私なんです。そんな言い訳をするなんて　６７歳とは思えませんね。しかしぼけてるという説もありまっせ。

ただね　「ふあさん」のやんばるくいなの絵と話、「しんくろにしてぃ」でしょ？

「われ　外国人か？」

いえね　何人がいいでしょうか。

あれなんの話でしたっけ？

いやぁ　「ホーム・スイート・ホーム」

離れ過ぎかなと思いもしますが　かっぱのくうのホーム・スイート・ホームは

やんばるの森でしょ？