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セザンヌの手紙

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セザンヌの手紙 ジョン・リウォルド編 岩田満寿夫訳 昭和17年  日下部書店

この本は 私が診てもらってる お医者さんの蔵書で お借りしてきた物です。
この セピア色になった昭和17年発行の『セザンヌの手紙』は長い年月を経てきたにも拘らず とても軽いのです。歳を取ると軽くなるのは21まで生きて死んだ「ねこのムラカミと父母も」そうだったな あれなんの話?

古書を こうしてアップするにあたって じつは私には「あれ この字 よめない」とかあるのですが そこにこだわってたら時間がかかり過ぎて で「読むべきか」 どうしょうかなと いつものようにもじもじと迷う私ですが。

私は若い頃から セザンヌのおっかけはしておりませんでした。
ルノワールの絵はおっかけでしたよ。
いくら後にピカソが「セザンヌは我々をまもる父のような存在だった」とかいってましたが それでもセザンヌの描くヌードは感心しませんでした。
ところが年を経て エトワール山の絵なんかを見てみると 感心するようになる私です。そして私のようなセザンヌに対しての無理解者が彼にひどい扱いをしていたことに
彼がそれをどう無視したのか 耐えたのか。そしてそれでも描き続けられたのか。
 そのことに 関心が出始めている私です。
 つまり彼のこの本の中の手紙に そのことが書かれてあるんじゃないかと 関心がではじめている 今日この頃です。

よみ続けられるかなぁ。今日はこれで終わりかって?


《 2016.12.09 Fri  _  1ぺーじ 》