かたぱっとまん NEKO美術館発
かって 肩パットマンは わたしの 敵でした
「なぜがた」の わたしは ほんとうは 型パットマンを
みかたにつけるべきでした
で ジャケットには 肩パットマンは しっかりついているのでした
で それをむりやり とると ヒューと空気が抜けたように どこか
おかしいのでした
で 肩パットマンのジャケットだと なんか しっかりしなくちゃいけないようにも
みえるのでした
で もじもじしてると とてもにあわないのでした
「肩パットマン」と「もじもじ」のたたかいは しれつをきわめました
「つまり あなたは ジャケットが 全く似合わないんじゃない?」
敵は のたまうのでした
しかし もじもじの前には 年老いたおかあさんが 細い足で たちふさがるのでした
「上等な服には それがついていて そのようになっているのよ」
「おまえは どうして そんな安物風ばっかりなの?」
あれ なんのはなしでしたっけ?
そういうわけで 肩パットマンは 今に至っているという訳なんです
そっとかたをなぜる もじもじに秋風が服 ちゃう 吹く