NEKO美術館 成瀬憲子

かわばたえぷろんとカーディガン

秋風にであって　人恋しくなりましたよ。

で　カワバタエプロンさんにさつまいも（これが唯一たべもの）その他を送りました。

そうすると　でかい文字の手紙と　こんなかわいいエプロンとカーディガンとクマモンのマスクといっぱいのおかしが届きました。

「暑くて、　ウンザリやった夏も、やっとこさ、終わりそうでウレシー！！」

ー大阪の夏は　もうすごかったやろなーそう思います

「季節との戦いのみに疲れてた　毎日に、届いた荷物が、非日常をくれました。」

ーうまいこといってくれるなぁ

「中に入ってた　お芋さんのうち２本を　おとなりさんに　おすそ分け。（この前、家で

揚げた天ぷら　くれはってん、ごうかな具材の中に　お芋さんもあって　美味しかってん。）」

ー彼女は　いつでもおすそわけしてたなぁ。大阪時代はですねぇ　こっちの家の窓からごはんつくるのが対面するようにわかってたんです。「あっ！こげてるこげてる」なんてこといわれたこともあります。

「家族の多いN家（うちです）はいろんなことがあるねんなぁ。なかなか　気持ちも穏やかにすごせそうもないなぁ。我が家の３人は　３人とも　何の変化もなし。妹が「何か変わったことない？」ってメールしてくるけど　いつも「何もない」が　ワンパターン。」

ーどうです　いい手紙でしょう。

何もない　といってくるところなんか　彼女らしいんです。いろいろあるけど　ぼやきかたが　ひらべったいんです。

「目が、見えず。見づらい」

ーほんにほんに　老眼鏡てつけるの忘れてない？