父と魚 NEKO美術館発
父は長い間に いろんな事に興味を持った人だったと思います。
あるひ キジの剥製が 天上の片隅から今にも飛び立とうとしてるかのように すえつけてありました。きっとだれかからいただいたのかもしれません。
そういうふうにするところが 父らしいと思いました。
どういうところがって?
こどもはおもちゃを生き返らせたかのように びゅーとかいってふりまわしているでしょう? 根っこの所に 父もこどもみたいなところがあるんじゃないかって。
これは父の焼き物です。 茶碗だけじゃなく いろんなものをつくりたがる。できるということにむちゅうになるんでしょうね。
あかい鯉の絵は私発です。なんてのっぺらぼうなさかなでしょう
父のやることは どこか急いでいました。先生をしてたから 次の日は学校に行かなきゃならないからでしょうか。でも作る人はたいがい丁寧な仕事がいいっていうでしょう。
写真にとって見ると 2人の作品は 丁寧じゃない所が あるでしょう?