カンディンスキー 抽象芸術の基礎 点・線・面 美術出版社1959
水平線
直線のうちでもっとも単純な形態をもつのは、水平線である。
人間の観念にある水平線とは、人間がその上で立ったり動いたりする線乃至平面。
したがって水平線は、さまざまな方向へ平坦に拡がりゆく、物を載せ、冷たい感じのする
基線である。冷たさと平坦とがこの線の基調であり、無限の冷たい運動性を表すもっとも簡潔な形態、と呼ぶことができる。
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「水平線」はこういうものだというわけですね。
「冷たい感じのする基線である」水平線に感じがあるというのが面白いですね。
「冷たさと平坦とがこの線の基調であり」基調はここにあるんだね。
「無限の冷たい運動性」また冷たいが出てきた(笑)
「もっとも簡潔な形態」たしかに
これはカンディンスキーがやった説明かしら。ほかの人は別の表現をするのかなぁ。
さいならさいなら