カンジンスキー 抽象芸術の基礎 西田秀穂訳 1955 美術出版社
この本は 手に負えないという事が今のところわかったのみです。
でも ふっと この本のどこかに なるほどというところが
出て来るのを 待ちますか。
抽象芸術とはいったいどういうものなのか
それは 省略と簡単ではないぞと かって18歳であったわたしに
語りかけます。
力や緊張や線 マルやその距離 曲線や直線 それらはいったいなにものなのか
きのうの夜 夫の足をもんでいて
「この靴下の裏は クレーかはたまたカンジンスキーか」
と その穴のあき具合に 感じる所がありました。