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天才の効用

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1991  NEKO美術館発

これはだいだいいろのスケッチブックの中の一つです
42歳のころ わたしは天才が自分の所に 降りて来ていると 思っていました。
「上からおりて来るんですよ」とだれかがいえば「そうそう」と思っていました。

絵でもペラ本でもオブジェでも 夢中になって あとでへなへなになることがあったんです。そんなときに「天使が舞い降りて」とか思ったものです。
そんなことを スケッチブック1冊に 書いています。いまそれを読むと 「これはちょっと」と弁解したくなりました。生きているうちに弁解したいですよね(笑)。
いまは「天才」という言葉が固いと思うし 「それは他人が言うもんだ」ということも
ダイタイわかってきました(笑)。夫せいが云ってくれたのも これも身内の話だということもね。
だけど ひとつこのスケッチブック1冊を見てみて 「自分が天才だと思うのが一番」と思いましたよ。それで元気を出して いろいろやってきたんですから。サプリメントみたいなものです。 いままでやってきたことを振り返っているんですが それは生きているうちにやり始めたのは正解です。自分程感動してくれる相手はめったといませんよ。

自分のことはなんでも関心があるものだと思うんですが どうでしょう。

《 2016.07.13 Wed  _  わたしでいいですか 》