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ゴーギャン

コレクション瀧口修造 1991 みすず書房

ゴーギャン

 「1902年8月2日 アトゥアナにて
 憲兵班長は次の事実を報告する栄光を有するものであります。休暇以後の児童登校率は前年に比し著しく低下しており。もしゴーギャン、レイネル(?)両人が原住民の児童を家庭に引き止める勧告を中止せぬ限りは、ついに学校を抛棄するに至るや必定であります。....
かれらの宣伝は白昼公然と行われており、ゴーギャン氏は歩行困難にもかかわらず、海岸に出向いて、法律は決して児童の登校を強制するものではないと原住民に教えているのであります。なお納税額については、昨年度の二万フランに比し、今年度は今日まで一万三千二百五十三フランにすぎず、この低下は納税を欲せぬ住民を唆した(そそのかした)ゴーギャンの影響によるものであります。かかる影響がこの土地の寒心すべき(おそろしいこと)状況をさらに悪化せしめることは明らかで、それに加えてゴーギャン氏は住民の間にマルキーズ島民のまったく知る要なき快楽主義の生活を植えつけているのであります。」



自分たちが決めたやりかたに従わせようとするのは まず植民地にすることからはじまるようですが フランスでは原住民の子供とフランス人の子供を一緒の所で教育を受けさせようとはしないんですね。日本の場合は日本語を強要したんですね。これは一緒に勉強したということですか?

「マルキーズ島民のまったく知る要なき快楽主義の生活を植えつけているのであります。」

フランスからきた憲兵班長はゴーギャンの考え方を快楽主義といいました。
明治の日本はアメリカと不平等条約を結ぶんでしたよね。なんで不平等なん?ずっとひっかかって しかしそのことについていっこうに勉強しようとしないわたしですが 一回勉強せなあかんですね。 ゴーギャンは法律とかいろんなフランス政府が決めたことをしっかり勉強してたんですかね。
まともにぶつかる人ゴーギャン。
体をこわしているし 勝ち目はありません。

さいならさいなら
《 2016.06.16 Thu  _  1ぺーじ 》