がめのこと 「婦人の友」と「国際スベマン学会会報」より
わたしのファイルに『海族』というのがある。
海にいる生きものなんぞが そのファイルの中にははいっている。
国際スベマン学会報の灰掛さんは 大阪時代何度か会いました。この方はこの報を読んでみると 大阪音頭がうまい人じゃないかと思ってしまいそうですが ほんものはシャイな人です。しかし数回あっただけですから せきにんはとれません。
もう一人の 写真入りの 「亀と暮らして70年」の方は 許駐英大使の人ですから まったく知りません。
この二人をどうむすびつけたら いいのかなぁ。
「かめがとりもつ縁」 に とりあえずしますね。
灰掛さんの「アカウミガメ」こんなに濃く書いてあるのだから 平原さん(元駐英大使)のところには この「がめ」が出てくるにちがいないと 思いました。
ところが 平原さんとこにはガラパゴスのゾウガメまで出てくるのに アカウミガメは出てきません。
そうこうしているうちに 2人の文 読んでしまいました。
灰掛さんの文は とまらず踊りながら読まないと おわりません。でも終わりまで読んでも「アカウミガメ」はいったいどういうかめなのかわかりません。わかりそうになってはひらりとかわす 忍者のような 秋の旅立ち前の木の葉のようでもありました。
しかし 笑うでしょう どことなく可笑しくて 忙しいのです。早口の漫才にのせられてしまうようで。
かたや平原さんは かめをさがせば 食品市場に行けとおっしゃる。
何だって食べちゃう人間は すっぽん、ぞうがめ なんでもたべちゃう。その食べられる前に 手に入れる人。
かめといえば テーピング治療をやっている先生のところで 寒い日 水のはいったタライの中に大きなかめがいました。いくら水の中が家だといって、寒くないのかなぁと思ったものです。それが7年も生きてるというじゃありませんか。
わたしは 知らない事がここにもあると思いましたね。
なんの話でしたっけ?
そうそう平原さんによると 水がめと陸がめがいるそうですね。その出身地によっては日当りのよい所じゃないと「いかん」のもいるらしいですね。それで平原さんは 日当りのよい場所を自分たちは「かめに譲っている」という話でした。 イグアナでもかめでも「かい主」の方によってはそうなるんですね。かめを食べる人と場所を譲る人。
しかし「アカウミガメ」は・・・
平原さんのお顔は どことなくかめに似ているようですが。「ひげがめ」はおそらくいないでしょうね。
灰掛さんは 会った頃は イケメンパパでしたよ。「アカウミガメ」にのってひとっぱしり龍宮城にでも行って来たように 白髪のおじいさんになってたら どうする?
人ごとじゃないです はい。
わたしの父は生前 旅行に行って ボストンバッグに大きな赤っぽい石を一つだけ入れて帰ってきたことがあります。関係ないですね。