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ピカソ

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世界の美術 ピカソ キュビズムの展開 植村鷹千代 河出書房 1963の続きです。

キュビズムの展開

1912年から、分析的キュビズムの時代は終わり、総合的と呼ばれる時代に入る。その期間は1921年頃までとされており、この期間のピークを示す代表的な作品には1912年と1921年作の<3人の楽師>、<カルタ遊びをする人>(1912−1914)などがあるが、分析的な方法による対象の再構成のほかに、リアルな表面や偽装的な表面、さらにコラージュの効果を出す描法などが組み合わされて、いわゆる創造されたものとしての画面という面目が明確に打ち出されてきている。色彩も豊かになっている。
 コラージュやトロンプ・ロイユ(だましえ)の発明はブラックがリードしたといわれるが、これは1912年頃から発場する。分析的キュビズムは自然の外観を否定したことで驚きをあたえたが、このだましえやコラージュの技法は、逆に自然の精密な模写や新聞紙のような自然物を画面に登場させたことで、またショックをあたえた。しかしこの技法の発明は総合的キュビズムを豊かにし、且つ作者の個性の多様性を表出する上に大いに役立った。ピカソとブラックのキュビズムも、この時代になると、個性的な相違がはっきりと現れてくる。コラージュでは<籐椅子と静物>(1911年)、<頭>(1914年、貼り紙と木炭素描)、またロココ的なキュビズム作品として<ヴィヴ・ラ・フランス>(1915年)などがある。

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キュビズムと一言に言いましても 多様になって参ります ですね。
「分析的キュビズムだったのが」 これはどういうことをいうのかしら? まいいですね
雰囲気としてはわかります。コラージュになったりリアルな表面や偽装的な表面 この偽装的な表面というのはどういうのかしら?まいいですね。「見たままというんじゃなくて」ということかな。「連想ゲーム」みたいなの?まいいですね。
現代ではコラージュのうまい人けっこういますよね。直に描くのとはちがった
夢の世界や想像の世界をコラージュで見せてくれる作家たちがいますね。
キュビズム誕生からこういうコラージュの世界まで 「ひょうげん」はぐんとゆたかになっていったんでしょうか。まいいですね。「まいいですね」が多すぎます

<三人の楽師>ひさしぶりに文章と作品が接点をもちましたね

さいならさいなら
《 2016.04.03 Sun  _  1ぺーじ 》