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ごーぐ パート2

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<麦畑の上を飛ぶ鳥>1890油絵 50.5x100cm

これは世界の美術 「ゴッホ」河出書房 1963のものですが ここには不吉な鳥は、黄いろい麦畑の上をすれすれに富んでゆく。ゴッホの気持ちをあらわしたような絵である。とあります。
この絵はゴッホの死が近づいているため その後で見た人たちは そのような解釈をしてしまうと思います。10代の私もそう考えたでしょう。たとえば 緑の土手が麦畑の途中でまるで君の人生はこれまでだよと言うかのように途中でとまっています。道というのはしばしば人生にたとえられることがありますね。 また空もけっして明るいとはいえない。黒い鳥は群れ飛ぶ。

絵はその人の内面まで映し出すと言いますが 私はもう一つこの絵について思いを巡らせました。ゴッホはこの麦畑の横で一度は銃を撃ったのですか?そうだとして 彼はその銃声で飛び立つ鳥の群れを描いたとします。描いているうちに彼は絵と同化してしまった。
しかしこの絵が描かれたのと 銃で自分を撃ったのは同じ日なの?
鳥があまりたくさんいるので銃で追っ払おうとしたのかも。銃など撃ったことのないゴッホはそのことですでに混乱して そういうときに自分を傷つける癖は耳切事件でもありましたね。もうひとつはこんな精神的に危ない人になぜ銃をもつことができたのか 当時は
人々は銃を簡単に手に入れることができたのですか?
あのころ麦を食べる鳥を追っ払うおどしは 銃だったのかも知れない。とするとそれをやってた人が「鳥の番をしてくれ」とそこで絵を描いてるゴッホに銃を渡したのかも知れない。
などと66歳の私はかなり疑り深くなっています。

さいならさいなら
《 2016.01.19 Tue  _  1ぺーじ 》