美保関のしーちゃんからのおたよりの続きです。２０１５年１２月
（しげる しーちゃんのお父さん）はなにせよく働く人でした。
郵便局に行って（郵便屋さん）夜は頒布会の売物をしていたし 商売を
することが好きだったのかも。
人の世話も良くしていたし 人の良い呑気な父さんだったなあと懐かしく
なってきます。
しかし自分の事 苦しい話はしなかったなあ。
近頃になってから母が珍しく父のことを「お父ちゃんは戦争の話は一度もし
なかったなあ。お婆ちゃんに 女の子三人の前で戦争の話はするなと云われ
てたのかもしれないなあ」といいました。
私たちは人の配慮の中で くったくなく呑気にくらしていたのだなぁー。
私は云いたいこと言って「よくそんな事と云っていいの？」と妹からよく注意
されてたわ。いまでも そんなことよくある 直るわけないよね。
『ガラスのうさぎ』 何かお父ちゃんの事って云われてたような気がして
ざざざぁーと自分も振り返る事ができたかな。 ずいぶん変化のあった家です。
おばの話もすごいことを経験をした人です。あきれるくらい話も上手だし。
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しーちゃん おたよりの続き ありがとうございます。
しーちゃんの話をこうして読んでいると もうちょっとばあさんになったら
秋の夜長に こたつなんどに足突っ込んで お茶など飲みながら いろいろ
聞いてみたいと 思いますよ（笑）。
しーちゃんの一族は話は長くて 耳を傾けたくなるようなところがあるんじゃ
ないですか？ 母の話も面白かった。こわいはなしも おかしいはなしも 相手が
子どもだって思わずに話していたようでした。 そして 妹を子守りしていたと
きの話とか行っちゃ行けない所に 弟とこっそり行った話とか。弟はかたことだ
から 「云ってしまてるじゃん！」みたいな羽目になるような話を。
しーちゃんのお父さんは 働き者だったんですね。髪結いだったおばあちゃん
その息子は 郵便配達をしながら いろんな人と親しく話し 頒布会の商売も
出来る つぶしのきく人やったんや。お父さんの兄弟はみんなそうだったの？
おばさんは お父さんの兄弟ですよね。どんな驚くような話をもってるんだろ。
どんなうちでも いろんな話があると思うんだけど それを話す人がいて なり
立つってことかな。
しーちゃんは妹さんに「そんなこと云っていいの？」と云われることがあったの？
しーちゃんの話は 「ようかん」のように少しずつきって読んだり聞いたりしないと
長いからなあ（笑） でも私は 知り合う友達が その長い話の名人が多かったなあ。
独身のときだって MさんやK おもしろくてつい聞き入ってたら夜中を過ぎて 朝
起きるのが大変だったりして。
続きはまたね