who am ?I

PAGE TOP

  • 11
  • 26

バーナム・リーブ

1984年35歳のわたしはこんな歌を知った。

バーナム・リーブ作曲 秋本康(日本語訳)
「子供達を責めないで」

私は子どもが嫌いです。
子どもは幼稚で、礼儀知らずで 気分屋です。
前向きな姿勢と 無いものねだり
心変わりと 出来心で生きている
甘やかすと つけあがり
放ったらかすと 悪のりする
はっきり口に出して 人をはやしたてる無神経さ
私は はっきりいって「絶壁」です 
「絶壁」です 「絶壁」です
努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも 何ももっていない
そのくせ 下から見上げるような あの態度
火事のときは 足でまとい
離婚のときは 悩みの種
いつも一家の問題児
そんなお荷物みたいな
そんな宅急便みたいな
そんな子供達が嫌いだ
私は思うのです
この世の中から 子どもが一人もいなくなってくれたら
大人だけの世の中なら
どんなによいことでしょう
私は子どもにうまれないでよかったと
胸をなでおろしています

私は子どもが嫌いだ
子どもが世の中のために 何かしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子どもは常に私たちおとなの
足をひっぱるだけです

身勝手で足が臭い ハンバーグ エビフライ かにしゅうまい
コーラ 赤いウインナー カレーライス スパゲッティ ナポリタン

好きなものしか食べたがらない
嫌いなものには フタをする
泣けばすむと思っているところがズルイ
何でも食う子どもは嫌いだ
すくすくと背ばかり高くなり
定職もなく ブラブラしやがって
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体を気にする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ
目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ
何が星目がちな つぶらな瞳だ
そんなこどものために 私たちおとなは
何もする必要はありませんよ
第一私たちおとなが そうやったところで
ひとりでも お礼をいうこどもがいますか
これだけこどもがいながら
ひとりとして 感謝するこどもなんていないでしょう
だったら いいじゃないですか
それならそれでけっこうだ ありがとうね
私たちおとなだけで
せつな的に 生きましょうね
子どもは嫌いだ 子どもは大嫌いだ
離せ おれはおとなだぞ
誰がなんといおうと 私は子どもが嫌いだ

***

いやあ バーナム・リーブ すごいわ 秋本康の訳詞もね
躊躇しながら あんぐり口を開けながら 打ってしまったわ

《 2015.11.26 Thu  _  1ぺーじ 》