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おたより

Fさんからのおたよりです。

「いやな気持ちをじっと味わって下さい」(シスター鈴木秀子の366日より)」
 いやなことが起こります。するといやな気持ちが涌き起こってきます。どうしたらよいでしょう。そっと秘訣をお教えします。
「いやな気持ちが涌き起こっているな」とたんたんと事実を認めます。そしてその否定的な気持ちを変えようとしないで、いやな気持ちをじっと味わい続けます。
 三分間味わってみて下さい。
 多くの場合、いやな気持ちはすっと消えていきます。ー試すに値する秘訣ですよ。

いやな気持ちをたんたんと自分で認めて、じっと味わい続けて、それを三分間。こういうのは若い頃よりは少し上手になってる気がします。一理あるし、参考になりました。でもいつもそれでいいのかなあ。三分間で消えていかないような、いやな気持ちもあるしなあ。でも3〜4日間くらいすると変わってゆくことはけっこうあるな。うーん、3〜4日しても消えない気持ちもやっぱりあるなあ。それを人に言ってしまったり、表現してしまったり、それをしなければ「正確の良い人」でいられるんだろなあ。性格のの良いで人いるのも大変だな。言ってしまったりしてもちゃんと受け止めてくれる人が身近にいれば救われるんだろうな。 なんてことを、連想していきます。
「三分間かあ、インスタントラーメンでもあるまいし」なんて言いたくなるへそ曲がりも
私の中にいますね。

***

Fさんおたよりありがとうございます。おたよりの「分割受け取り」をたくらむ私めをお許しください。
Fさんのこの三分間ラーメン法は笑いを誘います。
私はこの鈴木秀子さんが とてつもなく高い階段から事故で落ちられて きずもなく 神に出会って来られた人なんだという話を読んだことがあって そういう人の言われることなら 信じようと思ってたんです。なんでもその事故以来 人を癒すとか治す不思議なものがうまれてきたのだとか。
で 私も三分間「や」なことをかみしめようとしましたら、なんか例の不安が「やめとけ」とおしとどめるのです。おかしくなったらあかんというのでストップ(笑)
 以前にね Fさんが気に入って下さった赤い詩集(あの本のタイトルの言葉発音できんようになってるわ マリ ウ ドュ できた!)のなかで こういうのがあるんです。

たりません

ゆるしてもらって
生きてるくせに
ゆるしてあげられない
あなたは
修行が
たりません

これを読まれた人がね 「わたしも そうできるようにしょ」と言われたの。 それ以来自分がよく辛抱できなかったり 頭にきたりするたびに あんなに偉そうなことを書いた自分は はずかしい。と隠れたくなるんです。自分にむけて書いたのか 人に向けて書いたのか たぶん調子に乗って 人に向けてたんだろうと思うんです。 あんなこと書いたら悪いことできなくなるじゃないですか。

私はへそまがりですが Fさんもそういう日があるのですね。
でもときどき 鈴木秀子さんのいわれるようなことも 「うつむいて」聞いとこうとはおもうようになりました。いつもよりまっすぐにすると この自分の疑り深いところが ラクになるかもしれません。

きょうサルトルの本で「自由とは不安である」と書いてるとか。そうか私は「自由」は「だいだい色」くらいに思ってたのに。



《 2015.11.12 Thu  _  おたより 》