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おたより

スキャン1201.jpegFさんからのおたよりです。

 このオブジェをみて、笑ってしまった。
左の枝にかかっているキューピー君、
針金の丸まったのがひっついて、おまけに背中からお尻にかけてビー玉を針金使って乗せられている。
それがまず目に飛び込んできて、なんじゃあ!と笑ってしまったのでした。
キューピー君は真っ裸なのになにやらサマになっていて何かの任務をしている様子。
太い枝にはセロテープという安易なひっつけ道具でなにやらくっついている。 パッとみると太い枝の右側にいろんなものがあるのに、左側は上の方に細い枝とそこにかかっているキューピー君で左右のバランスがリズミカルにとれている。
「なんじゃあ、これは!」という作品。
ちょっと衝撃があった。
こちらを笑わせるだけの変な何かがあった。

 そういえば、娘が3〜4歳の頃? 私の誕生日にと、針金でビー玉を巻いてさらに飾れるように針金でまるめて台を作ったものを、プレゼントしてくれたことがあった。
私がビー玉を好きなことわかっていて作ってくれたものだった。わたしの宝物。
 
 ビー玉を針金で固定する発想は娘の幼児の頃と同じ。幼児の頃の発想はそのままに何段階もそれを発展させた作品のように感じられる。
こういうオトナになる、なり方もあるわけだ。
このブッタマゲ作品が好きです。

***

Fさん おたよりありがとうございます。
このブッタマゲキューピー君はね いつごろかなあ 下から2番目の息子が高校生だった頃 はやってたものなんです。今32歳だから ああ 計算がでけない! ビー玉をこんなにしたものとか くねくねと何段もある指輪(まさかあんなのをして高校に行ってないよね)同級生がいっしょになって 作ってたのです。 だれがつくったのか。 
わたしは「プレイイング ルーム」というチャックの過去保存袋にため込んでおいたのです。
それをひっぱりだしてきて 遊び 写真にとっておいたというわけです。 こどもたちやそのともだちなんかが作ったもの 遊んでぽんとほってるものは もう宝物その物。 本人たちがあきるのを待ってた私です。 カメラの中では 木切れは大木になり キューピー君は 任務を(Fさんによると)おび 第三者のFさんの登場でさらに面白くなっていくのですね。
わたしは この遊びを孫とやろうとしましたが それはむずかしかった。 おとなの方が
案外(笑) 箱庭なんか 見ると うれしくなります。 カメラを手にすることもなくなりましたが レンズをのぞくと そこは 世界。 箱庭ではちゃんと立つものじゃないと
成立しないから それをカメラで撮るのって案外 むずかしそうですね。 なんか思い出して楽しくなってきたな。 おみやげものやさんに ハコのなかに砂がはいってて貝が2、3個おいてあってね おもわず 買いそうになりましたよ。
子どものときの遊びは おとなになって さらに知恵が出てきて やてってて わくわくするんでっせ。


《 2015.11.23 Mon  _  おたより 》