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マチス

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フオーヴィズムと日本近代洋画 愛知県美術館 1992

アンリ・マチス チューリップ 1914 油彩カンバス 100×73cm

この絵は花瓶の下がもっと左右に長いです。
最近私は画家たちの画集を じっくり見てみるのが 好きです。こうして画集の中の絵は変わることはありませんが 見させていただく 私が変わっていくのか 面白いです。
マチスといえば たまねぎからでたはっぱ いやクロッカスのはっぱかなあ。あれが十代の時の感動。あのみどり。そしてあらためて「チューリップ」のマチスに出会いました。
ひとまわり小さい感じのチューリップ。 私はいつもひとまわり大きく絵を描こうとしていました。目が悪いからではありません(笑)。なんでなのかな? それが目立つことだとか いいことだと思ったのかな。
ピカソは大きな手を描いていたことがありますね。ふくれたパンかなにかのような。夢路の描く手も大きいなあ。どうしてそうしたいのかなあ。
 で、マチスはチューリップの花を小さく描いた そのことが よくて 
 
 藤田嗣治は戦後日本を去るとき 日本の画家のみなさんももう少し油絵 レべルアップしてくださいと 言ったとか。 よくわからないけど マチスのこの絵は 落ち着いてる

さいならさいなら
《 2015.11.04 Wed  _  ちまたの芸術論 》