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シャニック

『印象派時代』福島繁太郎著 光文社 昭和18年の続きです。

シャニックとスウラーということで いままでは主にスウラーのことをこの本の中から取り上げましたが さてシャニック(ポウル・シャニック)のこととなります。
この芸術家は スウラーに比べると 素質や感覚においては 及ばなかったらしいです。
スウラーは印象派とは対照的の存在であり、知性的な作家であり、古典のコンポジションの復活者であるが、シャニックは印象派と同型の自然主義者であって、印象派もしくは変形印象派と見るべきだそうです。

というわけで 私もシャニックのことはあまり知りませんでした。

そうですね 世界の芸術家の歴史においては シャニックはスウラーほどの才能を持ちませんでしたが フランスの芸術家たちのためにつくしてますね。 シャニックは1908年から1935年死に至るまでアンデパンダンの会長を務めています。

こうして この私にはちょっとむずかしい『印象派時代』の話です。が 世界の歴史の中で 印象派というものに属してる芸術家について 勉強しました はい。
そしてスウラーという画家は 早く亡くなってしまいましたが その表現が次につながるものをもっていたということは 大きかったのですね。

さいならさいなら 
《 2015.10.23 Fri  _  ちまたの芸術論 》