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ブロンテ姉妹

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『ブロンテ姉妹』 その知られざる実像を求めて 中岡洋の続きです。

パトリックの恋愛

 パトリック(ブロンテ姉妹の父親)は未来の花嫁となるマリアに出会う前に二回の恋愛
を経験している。いずれも詳しいことはわからないが、まず彼の初恋について話をしよう。 パトリックの初恋は1798年の夏、まだアイルランドにいた二十一歳のときである。パトリックはすでに述べたようにグラスカー・ヒルの学校で教師をしていたが、このときアイルランド農夫の娘、すでに成熟した15歳の燃え立つような赤い髪の毛の娘ヘレンと恋に落ちた。彼女のポケットにはパトリックの恋愛詩がいっぱい詰まっていって
、麦藁の推(つか)のなかでキスをしていたのを相手の親兄弟に見つかり、交際を禁止されたといわれている。結局、このことが原因だったのかどうかははっきりしないが、その年の秋、パトリックはグラスカー・ヒルの学校を辞め、トマス・タイ師の家の家庭教師となり、ドラムバリノリー教区教会学校の教師に転任している。この人物は先程述べたパトリックのケンブリッジ入学のために推薦状を書いてくれたその人である。しかしこのパトリックの初恋話は定かではなく、現在では伝説として語り継がれている。いずれにしても、パトリックはケンブリッジへ入学し卒業するまで女性には脇目もふらずに初志を貫徹したのである。

***

ブロンテ姉妹のお父さんパトリックの話が続きますね。 普通こういう場合 作者のことについて、その作品についてでしょう と思うのですが。これにはブロンテ家の歴史が大いにかかわっているということなんでしょうね。
パトリックの初恋は すでに成熟した15歳の燃え立つような赤い髪の毛の娘ヘレンとの恋です。やっぱり外国ですねえ。燃え立つような赤い髪ってあるんですね。いまでは毛を染めたりしますが。パトリックも若い。でもそれがむこうの親に見つかってしまいます。(今となってはそういうことも定かじゃないそうですが)
ケンブリッジ大学では脇目もふらず 学問に。
初恋で ちょっと変わったのかなあ パトリックも などと私も 近所の青年のことのように言いますが。
まだまだパトリックやマリアの話は続きますよ。 まあ、わたしも昔に読んだ本「ジェーン・エア」や「嵐が丘」のことですからね ゆっくり聞かせてもらいます。

さいならさいなら
《 2015.10.22 Thu  _  1ぺーじ 》