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花が咲いていた (思い出したこと)

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私の子ども時代

だれでもそうかもしれませんが わたしは こどものころ こんなところがありました。
「むっと怒り顔の人」を どうにか笑わせてみたいという そんなところ。
本家のおじいさんは わたしたち分家の間でどういう軋轢があったのかわかりませんが 子どもの私には このおじいさんこわいかおしてるなあ と思っていました。そこには3人の孫がいて 2人の女の子はとしが近いのでよく遊びに行きました。ふたりはそのおじいさんにお誕生日のプレゼントをすると言いました。わたしもしようと思って なにをしようかなと考えました。わたしはおわんに花をいっぱいかざってその間にひかるミラーのようなものを入れて おじいさんにプレゼントしました。
そのときわたしは おじいさんの顔をじっと見ていたと思います。おじいさんはやはり表情を変えることはなかったけれども 「この子におかしをやれ」といったのをおぼえています。わたしのとても安上がりなプレゼントでしたが おじいさんはたしかにわたしという子どもに反応したのです。うれしかったですよ。わたしというこどもはそれからもおじいさんの動向をしっかり(笑)観察していました。おじいさんはわたしの家の横の道を歩いて わたしをよくいじめた男の子のところへ 毎度のように行くのでした。それもなぞでした。
こんなわたしをとりまく大人たちはとても優しかったように思います。でもこどもはいじめたりされることが多かったのです。一緒に仲良く遊んだことがあっても いじめられたときの日はかなしくてつよくのこっているのです。
今のこどもたちも いろんな経験をしてるんだろうな そう思うと 66歳のほっぺたに手をそっとあててるんです。わたしがだまっていたように しゃべってもよけいにことがうまくいかないように それでもこどもだからほかのところで 気をまぎらわしたような経験。そして別の時には自分より弱そうな子をいじめてみたり。バランスとってたんですかね。
話は変わりますけど 野鳥がね 虫を3つぐらい あの小さな口にくわえて忙しそうにあるいていました。テレビの中の話ですけどね。やっぱり1つより3つなんだって 思いました。つばめはどうかな。あれだけとんで 1つづつ子どもに運んでるのかなあ。同じ地球に住んでるんだけど ほんの近くに飛んでるんだけど まったく知らないもんねえ。 
《 2015.09.25 Fri  _  花が咲いていた 》