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おたより

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立岡光廣さんによる 芸術論の続きですよ。
「うーむ」といったきり これが長いんだ。いいんですいいんです ゆっくりやってください。


「何かと何かが出会うんだ。そこにはいつも関係の秘めやかな物語が生まれる。」


***

立岡さんに「アマルコルドって何?」と聞きますと 「私は思い出す」という意味だと教えてくれました。でそれからどういうこととなるのか アマルコルドはそこにいてもじもじしています。この立岡さんとの芸術論は大分前に やってみたことなんです。
たしか私が「私のやってることは いったいどういうことなんやろなあ」と夫に持ちかけ
現代美術の会場に行って 今の時代の芸術の空気をすってきた立岡さんに何か言ってもらおうということになったのだと 思います。
「どう云うところに興味を持ってやってるのか」というのは本人ではわからないこともあるのです。私は思いつくとすぐやってみます。ほかのことではもじもじぐずぐずのくせに
こういうことでは 迷わないのです。またそのことが プライドのおきどころといいますか はやいはなしが 気持ちがいいのです。
「紙ねんど ちぎらず」のアートは前にやりましたね。これは紙ねんど「手になる」です。こんな手がぬっと現れたら 涼しこわいですか? 夏だからいいじゃないですか。
できあがりますとね こんどはその手になにかつかませてみたくなる。
偶然そこにはどっかで拾ってきた石が。 かみねんどは一日にしてかたまったっけ? 「石を相手にでゆっくり固まれやあ」と言ってやるわけで。

でもどうです 立岡さんいわく
「何かと何かが出会うんだ。そこにはいつも関係の秘めやかな物語が生まれる」
でしょう?

またいろんな芸術論 しゃべってね 「うーん」と頭抱えながらね
《 2015.07.29 Wed  _  おたより 》