お父ちゃん作 『ベランダの一段高くなった柵』
ベランダは雨がふると 「雨の日のアスファルト」のようだった
さいしょの背の低い柵は なんだか手を置くと めまいがしそうだった
背の高い柵は よたれかかると 柵ごと 墜落しそうだ
そうか お父ちゃんの柵には 中庸がないんや
それで おとうちゃんの作は じれったくて
今となったら なつかしいんや
息子が いましがた犯人にやられたように 寝てる
熱中症もどきを初体験した私
夫は 目だらけのシュールな絵を描いている
で私は 谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」を読むはめに
こんな日記 それでなくても暑いのに 名作やって?