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おたより

Sちゃんからの手紙の続きです。

正月前は田舎は行事がいっぱいあります。 何も自分自身ではしないのですが 父母のすることをみていても めんどうくさくなります。 そのつど何かと手伝わされるしで あわただしいばかりで 落ち着かないで 手紙も少し書いては置き 又ちょっと書いては置きで 貴方からの手紙も さて何が書いてあったのか 何遍も読み返さないと分からない位でした。 ルポの事、後で読み返して笑いました。 正月は妹が隠岐より来て 元旦に出雲空港までむかえに行きました。 空は晴れているのですが雪の中でした。 四日に帰る予定が大雪のため六日になり、この日は吹雪の中 飛行機は飛び立ち、着くのやら引き返すのやら分からないし、向こうに着陸したのを確認してから帰ったので 一日仕事になり 今日は一日中 本を読んで休息日にして ホッとしているところです。 立原正秋 まだ二冊しか読んでいませんので感想までも行きませんが、女の華やかさは男に囲まれてる時出るのかな。
田辺聖子 時々 どきっとする場面が出てくるのは、自分だけではないと なんとなく安心したり 納得したり。
今度Mちゃん(娘)のスカート出来たら送ります。 その時本も同封します。
大雪の中 冬眠中のSより 寒さに気をつけて この手紙も少し忘れ遅くなりました。

***
Sちゃん1982年のおたよりなつかしく拝見しました。 
手紙はえんぴつで書いてあります。HBかな。 そちらは正月の行事がいっぱいあるのですね。出雲は神さんの土地ですものね。ご両親が昔ながらの行事を続けている、ということもあるよね。  親たちにとっては、きっと今まで続けて来た普通のことなんですよね。 私の田舎では行事というより毎年やることは、おもちつき。杵を出してきて、ぺったんぺったんとやる。 お盆にはお坊さんが来てお経を。お盆がおわると団子を丸めて川に流しにいく。 橋の上での「ほーたるこい」。 春のおまつりには遠くの神社にお参りに行く。その日は学校だってはやくかえしてくれます。ずっと楽しみにしてた。 おひなまつりにはよその子もおひなさまを見に来たり行ったりしておかしをもらう。「ひなさんみしとくれー」といいながら袋を持ってぞろぞろと。 秋には畳を上げて外で干す。 こういう事の少ない家だったと思いますが。 やがてやらなくなってしまったんだけど、Sちゃんとこはどうかな。
おもちつきがなくなり、畳も干さなくなった。 それらは少しずつ消えていきましたね。 親が年取ったということだったのかな。 わたしたち子供もなかなか帰って来ないしね。 出雲の神事はどんなことをやるのかしら。 Sちゃんのお父さんはその土地の事をよく知ってましたよね。また思い出話教えてね。
おたよりおまちしてます。
《 2015.01.14 Wed  _  ちまたの芸術論 》