『植草甚一コラージュ日記』の続きです。
1月3日、12時起床。 世のサラリーマンにはうらやましい話かも。 年賀状を買う枚数、くる枚数、案外気になるよね。(植草さんの年賀状、みんなほしがるだろうなあ)。それにしても年賀状を買うために出かけては寄り道をする、都会だなあ。 下北沢はつまらないといいつつも、ファッション時計や犬のかっこうをした柱時計を買ってしまうんだな。 宮原さんはそのファッション時計をもらって喜んだかな?「両方買ってまけさせた」はわたし。「買って両方まけさせた」は植草さん。すごいな。どうやって、知りたいなあ。 知らない方向に歩いていっても、知った所に出て来る。いろんなところをまめに歩いてると、そういうことにもなるんだ。ちょっとした冒険。 フライド・チキンとポテトサラダを買って帰る。梅公と食べるのかな。サラダがうまかった、フライド・チキンじゃなくてね。
1月4日、 ヒッチコックの話だあ。ファンですがな。はげあたまとうけぐちとおなかの出まくったヒッチコック。おもしろい映画。スリルマンテン。「バルカン超特急」、はてどんな映画だっけ? わたしもいいかげんだな。「鳥」とか「裏窓」。これだけしか、今思い出せないよう(ファンというより、君の頭がふあんだ)。梅公風邪ですか。
こっちの部屋は仕事部屋、あっちの部屋は梅公とくつろぐ部屋。何部屋あるのかなあ。こっちの部屋、きっとおもしろいものでいっぱいじゃない? 覗いてみたかった。古本だってある。
1月5日、 原稿を書いたらとりにくるんだな、植草さんとこは。「出かけたい」散歩好きは。でもきょうはがまんだ。「講義のゲラ直し」仕事の話。大変な仕事なんだ。「矢鱈」やたらと読むのです。