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2018.09.25

2018-19 あきふゆのふく、モデルさんのハナシ。text/成瀬文子

みなさま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
デザイナーの成瀬です。

アトリエナルセの2018_19秋冬。
ことしも、季節を追いながら(すこし遅れながら・・)スタートしました。
今期から、わたしたちの中ではおおきな変化のひとつが、
モデルさんがわたしや友人ではない。ということ。

長くアトリエナルセのレギュラーモデルとして活躍してくれた、高井さん。
美しい方です。そして、憧れの大人の女性です。
わたしは高井さんの顔がだいすきなんです。
そして性格も、かわいい。とても可愛い方なのです。

イラストレーターもしている高井さんは、
だんなはんが前職でお世話になっていた
編集プロダクションの同僚で先輩。
「読書室」でも「TOFUDIARY」の連載がたのしかったですね。

出産と育児もあり、読書室での連載は終了してしまいましたが、
高井さんのインスタグラムではときどき更新されているので、
よかったらこちらもみてみてくださいね。
tofudiary

はじめて高井さんに会ったときは、
控えめなのになんだかとても目を引く美しさ!という印象でした。
アトリエナルセのモデルさんをお願いしてみたときは、
謙遜しながらも快諾してくださって、その後、かれこれ何年お世話になったのか。

アトリエナルセが続くかぎり、おばあちゃんになっても、
わたしと高井さんでモデルさんをしよう、と思っていたのでした。

その高井さんが、4月に3人目の赤ちゃんを出産。
今年の春夏の写真はちょうど妊娠5ケ月の頃に撮らせてもらったものです。

そして、そんな春夏から、モデルさんをお願いした万綾(まあや)ちゃん。
まあやちゃんは陶芸作家さんです。

まあやちゃんも、実は去年にめでたく結婚をし、第一子をご懐妊。
5月には男の子を出産、ただいま子育て真っ最中!
ご主人も陶芸家なので、窯元がある伊賀に引っ越しをしてしまいましたよ。

なんだかね、アトリエナルセのモデルさんをすると妊娠する。
というようなジンクスがつづいていて、とてもおめでたいことです。

ただ、わたしたちは、悩みました。これから、どうしたらいいのかね・・・と。
高井さん、まあやちゃんがいれば最強。と思っていたわたしたち。

そしてわたし、来年の4月に40歳になります。

naruseをスタートしたとき、当時は自撮りで撮っていました。
いまでは、自撮りなんてめずらしくないと思いますが、
当時は、ややイタイことやってるな〜という自覚をしつつも、
だって仕方ないじゃないか。お金もないし、ひとりでやるしかないじゃないか。
という感じで、ひらきなおって楽しんで撮っていました。

こんなのとか、

こんなのとか。

なかなかおもしろいの、撮ってました。 そして、体もほそいです。(笑)

そんなわたしも妊娠、出産を経て、そして加齢とともにすこしずつ、
ふっくらとしてきまして。
でもアトリエナルセは、リアルクローズなので、
デザイナーのわたしとともに成長している。
というね、なんかそんな良さもあるなあ。と思っておりました。

ただ、一緒にモデルをしてくれるコンビは必要でした。

最初の頃はひとりでこそこそと撮っておりましたが、
いまひとりでアトリエナルセをわたしのイメージだけで背負うのは、
ちょっとこわいなあ〜という思いもあり、
今まで友達頼みでなんとかお願いできていましたが、
高井さんや万綾ちゃんに当分お願いできないとなると・・・。

そんなふうに考えだすと、モデル問題、結構深刻にずっと悩んでいました。

そこで登場するのが、
長年の友人(しかも徒歩5分のところに住んでいる)のかなえちゃん。

かなえちゃんは、アトリエナルセぽくなくてよかったですね〜。
さばさばしたかっこよさがあって、
あたらしいアトリエナルセらしさを引き出してくれたようなところがありました。

ただ、彼女も3人のお母さん。一番下の女の子は2歳のイヤイヤ期真っ只中。
かなえちゃんには、ご近所だし、
これからもちょこちょこ協力してもらえそうだなと思っているのですが、
なかなかスケジュールをあわせたり、
まだ小さい子供がいるので一日めいいっぱいお願いするのがむずかしい。
ということもありました。

今まで、プロのモデルさんにお願いする。
という選択肢は、実のところありませんでした。
でも、ここ最近は高井さんや万綾ちゃんの妊娠もあり、
そうでなくともなんだかずっと頼っていてはいけないのかもしれないなあ。
という思いも並行してありました。

そんなこんなで、じぶんたちで、
ちゃんとこれからも続けていくためには、と考えたときに、
たまたま違う仕事で一緒させてもらった旧知の編集者・鈴木理恵さんに相談したら、
協力してくださる。という話になり、
あれよあれよと、今のカタチに決まっていったのでした。

あれよあれよ、と決まっていくときは、たぶん、いいのです。

そして撮影の日。
カメラマンさんは、今年のフォーマルラインからお願いをした、
いとう写真館の伊東俊介さん。
フォーマルでは、桜の舞い散るなかでいい家族写真を撮ってくれました。

伊東さんには、プライベートでもいとう写真館で
新婚時代から家族写真を撮ってもらっていましたが、
仕事でおねがいするのは初めてでした。

そして、今回はじめておねがいすることになった、モデルさん。
(前置きが、いつも以上に長くなってしまってごめんなさいよ〜)

syoちゃん。

misakiちゃん。

ふたりとも、20代中盤。
大人の女性でもあり、でもまだどこか可愛い女の子の部分もあり。

あまりに可愛いから、わたしとだんなはんは、最初ちょっと緊張してしまって、
いや、わたしよりもだんなはんが顕著で、もう全然しゃべらない。(笑)
というか、なにをしゃべっていいのかわからない。というふうで、
いつもなら、ポージングの指示なんかは、だんなはんがしているのですが、
なにも言わないのですよね。「かわいいわ〜」しか言わない。

こりゃいかん、と思ってわたしは、いつものアトリエナルセらしいポージングを、
可愛いモデルちゃん2人の前で実際にやってみるわけです。
「このおばちゃん、いきなりどうした。」という唐突感のある中、
へんなポーズをしてみせました。

一番最初のカットのmisakiちゃん。
声もちいさくて、なんとも可憐なお嬢さんです。
だんなはんが言うように、たしかにこれでもう可愛いです。

でも、アトリエナルセらしく、ちょっとだけユーモアがほしい!ということで、

まずは、こんな感じ。うん、いいねいいね。

ほんでもって、こんな感じとか?いいね〜

表情だって、いろいろ。

こうでしょ。

股に、かばんを。
これには、そこにいた全員がおおわらい。

一生懸命、期待にこたえてくれたmisakiちゃんでした。

 

そして、syoちゃん。syoちゃんは、実は可愛いちいさな女の子のお母さんでもあります。
ときどき、どきっとするような切なくて素敵な顔をしてくれます。
わたしは、この切ない顔がとてもいいなあ。と思いました。
彼女は、かっこいい感じが似合うのだけど、
もうこれでもほんとう十分いいのだけど〜

やらせてしまいました。

アトリエナルセでは、定番の「とぶ」。

syoちゃん、恥ずかしがりながらも、いろいろとやってくれました。

ええと〜

こうかな?うーん

どうしたらいいのか、わからなくなっていました。

おまけに、「おまえ、勇気あるな。」とだんなはんに言われたショット。

だんなはんも、次第にふたりのかわいこちゃんに慣れていき。
わたしが先に帰宅したあとは、こんな楽しいオフショットなんかも撮れるくらいに。

撮影日当日、わたしは息子が小学校から帰ってくる時間に間に合うように、帰宅。

みんなで記念撮影には参加できなかったけれど、
とてもたのしい撮影になったようでした。
ヘアメイクさんに編集者さん、カメラマンさん、モデルさんにわたしたち。
みんなそれぞれが、それぞれの仕事をたのしくおもしろく、やってくださいました。
きっと、Online storeで使われている写真にもそんな雰囲気が出てると思います。

なんだかあたらしい、アトリエナルセ。

リアルクローズとしての写真も撮っていく予定なので、
この「もっと服のハナシ」や「ある日のハナシのシ」でも、
わたしやかなえちゃん、そして高井さんや万綾ちゃんにも、
またアトリエナルセの服を着てもらって撮らせてもらいたいなあ〜と思っています。
そんな折にはまたよろしくお願いしますね。

アトリエナルセデザイナー/成瀬文子

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