20231204 | atelier naruse

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2023.12.04

20231204

 この週末。「年末年始はお互いの実家に帰れなさそうだねー」ということで、成瀬文子さんと息子は急遽、成瀬文子さんの実家がある長野に帰省。私は一応お仕事があるということで2泊3日、おうちでひとりお留守番、ということになったわけです。こうした不意のひとりぼっち。「誰もいなくてさみしいな」と思う一方で、「なにする? どこいっちゃう?」とちょっとワクワクしてもよさそうなものですが、私、結局なんにも思い浮かばず、いつもとさほど変わらない時間を過ごしてしまいました。強いて言うなら、いつもよりも長く寝たり、いつもよりも大きな音量で音楽を聴いたり、いつもよりも暖房の設定を高めにしてみたり、いつも1本の缶ビールを2本飲んでみたり。それくらい。

 それくらい。とは書きつつも、項目を列挙すると「あ、これはこれでなかなかいいじゃない」と思えてきましたが、私の場合、もっともいけないのは、“いつもよりも長く寝たり” の部分で、私、年齢の割に放っておくと、昼過ぎまで10時間だろうが12時間だろうが平気で寝ちゃうのです。特にこの時期、そんなふうに昼過ぎまで寝ちゃいますとあっという間に日が暮れてきてしまいますから、なんとなくお分かりいただけるかと思うのですが、そうすると「はぁ、なにしてんだ、おれ」という罪悪感が夕暮れと共にやってきてしまいます。

 ですから。そうならないためにも「おれはそれでも、ほんのすこしでも。この時間を有意義に過ごしたんだ」という自分への言い訳をつくらなくてはいけません。

 というわけで。この週末。私はそんな私の自由な時間を有意義に過ごしたのだ、という結実をみなさまにもご紹介したいと思います。

 いかがでしょうか。私の2泊3日の“有意義”。さいごのさいごまで「巨峰とシャインマスカットをスタメンに入れるのはどうなんだ?」と悩みに悩みましたし、当然「スイカは野菜でいいのか論争」も勃発いたしました。加えて、ずらりと並んだ控え選手にはスター選手も数多くおりましたので、彼らを控えに回すまでにはやはり幾度とない逡巡がありましたし、高卒ルーキー的立ち位置の「パッションフルーツ」「アセロラ」「ドラゴンフルーツ」「ブルーベリー」「プルーン」たちの招聘の是非にも頭を悩ませましたが、結果、監督としても満足の行くすばらしいチームになったと自負しております。次の機会は、みなさんお待ちかねの『駄菓子JAPAN』を必ず考えたいと思いますので、ぜひご期待ください。これでもう、次のひとりぼっちは怖くないですね💪。みなさんにも同様の機会が訪れましたら、真似していいですよ。え。真似しなさいよ。真似すればいいじゃない。

 ピンポーン♪ あ、帰ってきた、帰ってきた。「はぁ~い♫」。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です

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成瀬文子

What’s ‘the an’ ?

the an(ジ・アン)は、bokura co.,ltd. | atelier naruse の公式オンラインストアです。

the(定冠詞)と an(不定冠詞)を組み合わせたショップネーム。
an は【atelier naruse = a(atelier)n(naruse)】でもあります。

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atelier naruse スタッフ一同より

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https://atelier-naruse.com