2023.08.22
20230822
私、先日に更新をしましたこちらの【Today’s Memo】で「もうっ! なんで中学生の宿題がこんなに多いのよっ! 夏休みくらい、ほおっておいてあげなさいよ!」と一人で勝手にプリプリしている投稿をいたしましたが、本当に久しぶりに拝読させていただきましたみなさんご存知、きっとご存知、『ほぼ日刊イトイ新聞』の『今日のダーリン』にこんなことが書かれておりました。
当然無許可なのですが、本当に一部分だけ、転載させていただきますね。
「いまは昭和じゃないので、夏休みの宿題もそれほど出ない。自由研究どうしようとかあわてる必要もない、らしい。そういうのは昭和や、せいぜい平成までの夏休みらしい。(※8月21日の『今日のダーリン』より一部抜粋)」
な、なんですとっ! ち、違うのかい!? 東京は違うのかい!? だよね。やっぱり宿題を出すなんてのは時代に則していないよね!? それともあれかい。宿題山盛りなんてのは、やっぱり宝塚だけなのかい!? それともあれかい。公立と私立の差だったりするのかい!?
みなさん。私、ただいま気分が SF です。同じ国、同じ時代に暮らしているのに、なんだか見えている景色がまるで違う、らしい。です。
いえね。宿題をゼロにしろ! とは思いません。適度なプレッシャーは夏休みにおける “青春おもひで成分” を上げる効果があるとさえ思います。もとい。たとえ大量の宿題が出されていたとしても、そこに「この子たちの能力をめいっぱい伸ばしてあげよう」という、安い言葉を使うならちゃんとした愛情が感じられるのであれば、捉え方も、取り組み方も違ってくるでしょう。しかしながら、私が言っているのは「そこに愛はあるのかい? by 江口洋介(『ひとつ屋根の下 2』より)」と思うからなのです。そんなふうにしか見えないのです。なーんにも考えずに、なにか謎のノルマでもあるんですか? というような「とりあえず出しとけ感」を感じるのでプリプリしているのであります。
いけませんね。私の中で大変ホットな話題ですので気分も言葉もホットになって失礼しておりますが、あれですよ。私、息子の進路や未来に対しては極力手を出さずに、その子が持っている実力とか、ときには運のようなものとか、いわゆる「自分で自分の道を切り拓いてゆけい」と基本的には思っております。ただ、今回の話題に触れて、(あれ、もうちょっと大人が、親が、入れ知恵なりレールを敷くなりしたほうがよかったりするのか?)とちょっと思っていたりしましてね。「口を出そうか、出さまいか」行ったり来たりラジバンダリなのでございます。
※ちなみに、下記にあります【Today’s Memo】のちょっとした説明文。件の『今日のダーリン』も『糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの』とありました。まったく意識しておりませんでしたが、私、『ほぼ日刊イトイ新聞』の創世記にはかなり熱心なファンとして毎日ホームページを訪れていたものですので、知らぬ間に強くインスパイアされていた模様です。ですが、「これはパクリじゃないのか!」と怒られたらそれはそれで本望だなあと思いますので、怒っていただけるまでこのままの説明文で参りたいと思います🫡
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です