20230731 | atelier naruse

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2023.07.31

20230731

 勘のよい方でしたらば、「コイツ、2泊3日で海に行くんだな」、そんなふうにお分かりいただけていたはずの先週末あたりの2連続投稿。はい。私、我が家、兵庫県の最北端、城崎の海へ2泊3日で行ってまいりました。

 だったら、そういうふうに書けばよかったと思うのですが、以前に「お前んチさ、住所も公開してて、旅行に来てるとか SNS で書いてええの?」と言われまして。そう言われたところで「なんぜ?」となりましたが、なーるほど。防犯対策、というやつです。というわけで、個人的にはやや過剰な対策のような気もしますが、やんわりシークレットということでぶじに出発時のままの我が家へ戻ってまいりました。

 旅の簡単なスケジュールをご紹介しますと、1日目は海。2日目も海。3日目は水族館。という感じ。以前にも書きましたとおり、旅のメインはシュノーケルを使用した海の素潜りでございます。

 今回訪れた城崎の海に潜るのははじめて。海水浴場もちろんはじめて。だいたいの海水浴場において、真ん中あたりに位置する安全なエリアが人でにぎわいます。今回の場所もそうでした。砂地で障害物がない場所はたくさんの人でにぎわっておりました。しかし。我が家が好むのはそんなエリアのはじっこ。海藻がたまっていたり、登ると危険な岩場があるような場所です。そういうところに魚はいます。そして、だいたいにおいて、そういうエリアは人気がない。人気がないから海水の透明度がある程度保たれていて、のびのびと素潜りができるという利点があるのでございます。

 ちなみに。私、素潜りをしながら「これは!」と思うようなポイントを発見すると、陣地へとそそくさと戻り、年に一度の素潜りの日のために捨てずにとってある古い iPhone で海中撮影をしております。(新しいのはちょっと怖いので古いやつを使うのです)。500円くらいの防水ケースに入れて撮影をするのですが、まあ、安いケースのためか海中では操作が効かないし、気温と海中温度の関係でピントもブレがちなのですが。

 と、説明はこれくらいにして。まずは、比較的たくさんの種類の魚が浅瀬できれいに撮影できていた映像をお届けしてみましょう。

 ビーチ西側(浅瀬)|まあまあ綺麗に撮影できてる ver.

 はい。ちいさい魚たち、本当にかわいいですね。あ、映像中に心霊現象のような音声が聞こえていますが、あちらは海中で新宿二丁目のママと化した私が「ガヴヴァビビカヴァビビ(かわいい、かわいい)」とシュノーケルを通して唸っている音声ですので怖がらなくても大丈夫です。

 では、その次。こちらは2日目の映像、今回の素潜りツアーのハイライトといってもいいかと思います。さきほどの映像での場所はビーチの西側。陣地からもすぐの場所にあり、1日目、2日目の午前中はその周辺エリアを延々と観察していたのですが、そんな陣地から東に1kmほど離れた場所にある岩場を指差して息子がこう言うのです、「あのさ、あそこ、遠くに岩場はあるやん。あそこにさいごに行ってみるのはどーだい?」と。正直歩くと遠いですし、なにせ太陽サンサン、2日目の午後となると疲労もある程度たまっています。中学生男子と40代中年の体力は違うのだと断ってやろうかと思いましたが、成瀬文子さんを一人陣地に置いて、その場へ向かうことにしたのです。

 すると、どうでしょう。岩場の底は砂地のため光がキレイ。なおかつ、深場のために集まっている魚の数が違う。私と息子は一目散へと陣地へ戻り、成瀬文子さんを招集しました。次に紹介するのはそのときに撮影をした映像です。惜しむらくは、焦ってピントが甘いこと、特に「パート2」は興奮のあまりシュノーケルを外して群の中に飛び込んでみたところ、スマホケースの浮力が邪魔をして海中で回転してしまったために映像が乱れてしまっていますが、そのダイナミズムは多少伝わるかと思います。では、どうぞ。

 ビーチ東側(深場)|今回のハイライト ver.|パート1

 ビーチ東側(深場)|今回のハイライト ver. |パート2

はい。いかがでしょうか。豆アジの群れでございます。300~400匹はいたでしょうか。実はその周辺には100匹ほどのフグちゃんもいたり、その他にも色々な群れがいましたが、そんなに紹介しても仕方がありませんから。いえね、沖縄などの海中映像でキレイな熱帯魚の群れなどはたくさんご覧になってこられたかと思いますので、「鯵って!」とショボいといえばショボい映像かと思います。しかしながら、いわゆるファミリービーチで、なおかつ我々のようなインドア人間がシュノーケルで見た景色と考えれば、大きな無理はせずとも再現度が高そうな感じがしてよいのではないでしょうか。おそらく。あの日、同じビーチにいた人たちはこのような景色がすぐ近くにあることをまったく知らないままに帰宅されてしまったことと思いますので、私なんかは「もったいないなー」と思っちゃうのであります。みなさんもこの夏、海へ行かれることがありましたら、素潜りをして、とっておきのポイントを見つけてみてください。感動しますし、魚、かわいいですよー。

 いやあ、しかし。夏でございました。とっても夏、でございました。

 1日目。現地に到着して間もなくビーチへ足を踏み入れた私ははしゃいで近くの堤防へジャンプで駆け上がったと同時にかけていたサングラスを海の中へ落として、近くを泳いでいたお父さんに「すみません! サングラスを拾っていただけませんか!」とお願いをしに行った道中に生えていたコケにすべって転んで、頭と肩を打って、そのまま海中に滑り落ちてはじまった旅とは思えません。めちゃくちゃ、ダサかったです。

 さあ、まだまだ夏は、はじまったばかりだぜ👍。でも、熱中症はマジで気をつけないといけないな、と思ったぜ👍。今週も、8月も、夏、してこーぜ👍。

◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です

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成瀬文子

What’s ‘the an’ ?

the an(ジ・アン)は、bokura co.,ltd. | atelier naruse の公式オンラインストアです。

the(定冠詞)と an(不定冠詞)を組み合わせたショップネーム。
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