2023.06.09
20230609
👨「なんか金曜日2連続で大雨・・・」
👦「だぁー、言わんとこ! それは言わんとこ!」
👨「?」
👦「アカンねん。期待をしたらアカン!」
👨「と言いますと?」
👦「しずかに待つねん。ちょっとでも期待したら可能性がなくなる。それがオレのジンクス」
👨「ということはお前は期待をしてい・・・」
👦「あー、もうだからそういうことを言ったらアカンねんって! あぁー。もう、アカン」
そういえば、大雨警報で休校になった先週の金曜日。その日の休校が確定する朝の9時直前になっても、あくまでもオレはこれから学校に行く可能性があるのだという雰囲気をギリギリまで醸し出していたのはそういうことたっだのか。
でも、本日、こちらが更新されている9日の金曜日は、父のせいで? いや、父のおかげで? 平穏無事、お昼からピカピカの晴れマークも光っていますね。よかった、よかった。よかった?
👦「よくねーわ!」
とのたまう息子が通う中学校で初めての学校参観があり、成瀬文子さんが出席しましたが、なんでも先生方がちょいと驚く “よい学年” らしく、文子曰く「どの先生も本当に感じがいいし、生徒たちがみんな本当にたのしそうだった」とのこと。そんな学校でも突然のお休みは「ラッキー!」と思うのもまた、たのしい学園生活でございます。
ところで。外に出る機会も人と会う機会もあまりなく、そういった際にここのところ助けになっている息子の話題も特になく、つまりは書くことがさほどなかった今週一週間。昨日の更新分では不本意ながら今見ているアニメについて書きまして。そのことが不本意だったのは他でもない、私が興味のある事柄について書いたところでさして面白くはないだろう、ということだったのですが、成瀬文子さんが「あぁいうの意外とおもろいのやで」と言うのです。つまりは、気になる作品、気になる人物、そういうものを紹介するのは悪くない、ということです。そういうもんかねえ、と思いつつも、今後書くことに困ったらそういった話題もいいのかしら、と思っていたりもします。
で。そんなことを言われたものですから、だったらそういうときにたとえば今なら何を書く? と自分に問うてみたところ、 ふと出てきたキーワードが「太田光」でした。
太田光、いわずとしれた爆笑問題の太田光ですが、私は彼の追っかけとまでは言えないまでも、特に彼が得意としているだろう分野、文学、哲学、といったところに言及している番組やインタビューは結構観たり読んだりしています。
たとえば、ずいぶん前にNHKで放送されていた『爆問学問』という番組は大変面白く、なかでも京大生と京大教授を相手に “独創力とは何か” を議論した回は、今でも時折思い出してはあの手この手でVTRを探して見返します。アナタのTUBEでも(おそらく番組の一部が)音声のみアップされてました。いわゆる違法アップロードですけど、NHKだからまあいいか。コチラです。
世間では好き嫌いがはっきりと分かれるキャラクターですが、私が太田光に感じる魅力のひとつとしては、基本的なトークのスタンスとして「今ある常識や状況を疑ってみる」という姿勢が貫かれているところです。もっといえば、膨大な読書量による知識と、テレビタレントという稀有な職業で得た豊富な経験値があるのにも関わらず、それらを全部捨ててしまっても構わないというドライブがかかった太田光のトークに接すると知的好奇心がズキュンズキュンと刺激されてとてもおもしろいのです。
ちなみに、自己懐疑的であることが知性的な態度の最低条件である、というのは同じく大好きな福岡伸一の言葉ですが、私自身ずーっと心のどこかに引っ掛かっているたいせつな言葉ですので、そういったところが太田光とリンクするのかもしれません。
あー、あの番組おもしろかったよねー。へー、ちょっと気になるなー。といったみなさんは、ぜひYouのチューブなどで探してみてください。おもしろいですよ。では、みなさん。すばらしい週末を。
ねー。ねー。ねー。こんな感じ、おもしろいっすか? なんか偉そうじゃないっすか? んー。でも、ちょっといいかも😎。44歳っぽい感じがしていいかも🥸。今後、このような投稿が出てまいりましたら「ああ、コイツ、気持ちいいんだな」というあたたかな保護者目線でお見守りください。
そんなわけで。改めまして。
大雨の予報だった金曜日。なんとなく、大袈裟なことにはならなさそうな雰囲気です。 土曜日、日曜日もお天気は梅雨の季節らしい空が広がりそうですが、みなさん、たのしい週末、たのしい雨の季節をー。
◎【Today’s Memo】は平日の毎朝8時に更新。atelier naruse 代表・早川による、ちょっとしたエッセーのようなもの、です