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お茶を一服

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世の中には こんな人もおられるんだなあ
テレビで 70才(だったかなあ) 
お茶道具と 懐石料理の道具を車に積んで
日本のはじめて行く ひなびた農村の女性に
お茶を一服と誘ってみることからはじまるんですね 
小高い野の植物の自然があるところとか
漁村だとか琵琶湖のほとりだとか 漁をしている人だとか
はじめての人たちに声をかけて お誘いしてみる
そんなことをしている女性がいるという番組
雪のつもっているところでも 女学生に声をかけて
お茶をいかが? それは都会でも ある話かも知れないけど
お茶にそえるお菓子も その土地のものをつかった料理も
ごはんも 一人でやります 
来てくれた人と やさしくやりとりをしながら
その年の間に 大病もして 熱を出す日もあって
蚊にかまれる日もあって それでも 約束をして やりとおすんですね
それは それまでの お仕事として 伝統に従って
客をもてなすことことは どっかで知っていたけれども
それを 旅に出て 見知らぬ人にやってみる 
このかたの長い人生の中での できごともふくめて
見せてもらう
それは感動的でした

それから この方は ドイツまで行かれるんですね
そこでまた そういうことを
えにしをむすぶというんですか 

70才というのは どういう年なのかしらと
自分の事も考えてみたことでした

そうそう こどもの事を描いた絵を いっぷく
なんちゃってね 
《 2020.02.05 Wed  _  エッセー 》